今の私は、JWを辞める際は自然消滅でも、排斥でも、断絶でもなんでもいいと思っています。

でも排斥は屈辱的な思いをして心が傷つけられるし、断絶はJWの決めた勝手なルールで手続き取る必要ある?って思います。

これは私の勝手な意見なので、私の知りえないメリットがご自身にあれば、排斥や断絶もいいと思います。

 

それと辞めて10年たった私の私見は、JWはこの世界に不必要な団体と思っているので、留まることはお勧めしないけど、それでもあなたや自分の大切な人にとって幸せに最も近い最善の選択であれば、それでもいいと思っています。

 

私は、自然消滅だけど棄教が親にバレてしまいました。辞めようと思う時は何かと感情的になりがちで、今でも自分の取った行動を後悔しています。

 

私は器用な人間でもないし、めんどくさいし、自分の心の内を誰にも話さずにだんまりを決め込んで、急に集会に行かなくなり、奉仕にも行かなくなり、ただ活動を辞める。そのとおりにしていましたし、そのつもりでした。

 

でも運命って皮肉なもので、そんな時出先でJWでない、いとこに偶然あったんです。カフェでお茶をしようということになり、色んな話をしていくうちに、子供の頃から仲が良かったので、思わず宗教を辞めた話をしてしまい、JWはヤバイ宗教だという話を1時間位してしまいました。いとこは真剣に話を聞いてくれ、それでもその時は私の親の事を決して悪くは言いませんでした。いとこはこのことは誰にも言わないとも約束してくれました。今まで、仏壇を拝まない以外は、親戚とはとても良好な関係を築いていたので、JWがここまで問題がある危ない教団とは考えなかったようです。それでもいとこは、昨今のニュースで話題になっているJW問題の内容が私の身にも生じていたのを知らずにただただ衝撃を受けたようです。私の育てられ方にも問題を感じたようで、秘密にすると言ったのにそれを叔母(親)に話し、叔母はやはりそのことを母に伝える必要があると感じたみたいです。はい。このような経緯で、私は自然消滅に失敗しました。

 

今ではすっかり背教者として親に知られることとなり、疎遠になりました。

JWは神様の言うことが絶対なので、愛娘の気持ちは2番目になります。

このことが何を意味するのか、上記の話で分かって頂けたと思います。

 

これで良かったのか悪かったのかは分かりません。

良くも悪くも、自分の持っているカードを切って生きていくしかありません。

今はこれでも良かったのかなと思っています。

人生はシナリオ通りには行きませんね。

 

でも、2世や3世で、JWにしか居場所がない人は気を付けてもらいたいのです。

親族が全員JWなんてことや、開拓奉仕をしているのであれば、JWを辞めてしまえばどの社会にも属さず、一気にすべての繋がりが断たれてしまい、独りぼっちになってしまいます。

そんな孤独を生き抜くことができるでしょうか?

どの社会にも属さない恐怖に耐えれますか?

 

自分が今後どう生きたいのかをよく考えて、もし親との関係を大切にしたいのであればJW批判やJWの真実などは語るべきではありません。そんなことは、開拓奉仕を辞めて、自分の自活の道を整えてから、10年後、20年後でも語れます。失敗したら、私のような目にあいます。自分の目的のためには嘘はつき通してください。親はあなたの事を愛しています。でも1番じゃない。2番目です。

 

このような精神的な苦境の下、自分の置かれた状況で頑張りぬいているのはあなただけではありません。

 

私の経験が誰かのお役に立てればと思い書きました。

 

みんなが幸せであることを願います。