旅先での食事について、ちょっと感じたことです。
昔からよく言われてた言葉。
『海外ではご飯もろくに食べれない人がいるんだから、自分が食べれることに感謝しなさい。』
周りに飢えてる人がいるというその海外。
レストランで地元のお客さんが食事を残してたりとか。
その人は貧しくはないかも知れないけど、外には物乞いがいるそんな国ですら。
すごい違和感を感じました。
そして欧米人の旅行者も食べ残しをどっさりとゴミ箱に捨ててたり。
日本では食べ物を捨てないって当たり前のようだけど。
捨てる人もいるかもしれないけど。
でも私が旅先で会った日本人はそうじゃない人がほとんどでした。
きっちりと最後まで食べる。
米粒は一粒も残さない。
汁は最後まで飲み干す。(←インスタントラーメンの汁も然り)
お肉なら軟骨は当たり前、骨の髄まで。
お腹一杯のときは他の人に食べてもらう。
私は旅に出て十分に食事が出来ない環境を見てきたので、なお更食べれるということに感謝しています。
まあ、節約しないといけない環境だからというのもあるかもしれない。
日本にいるときよりも食に飢えているというのもあるかもしれない。
日本人旅行者が全員がそうだとは言わないけど。
でも少なくとも私がアフリカで一緒に旅をしたメンバーや宿で一緒になった旅行者は絶対に食事を残すことはありませんでした。
(食べ残しを他の人が食べるっていうのは、もしかしたら日本だけかもしれないけど。
一度アフリカで『どうして日本人は食べ物や飲み物を後から他の人が口にするんだ。アフリカではそういうことはしない』って言われたことあるし。)
きっちりと『もったいない精神』が身についているなと感じました。
日本の食に関する考え方、誇りに思います。