こんにちは。
えりんです。
小学生のころでしょうか。
社会の時間だったのかな。
「裁判で争う」
ということをなんとなく
理解した時、
「なんでだろう、不思議だな。」
と思ったことがありました。
同じことをしたはずの二人が
なんで、全く違う意見になるの？と。
「双方の言い分が食い違う」
ということがなぜ起きるのか、
現実は１つのはずなのに、と
違和感を感じたことがあります。
この前ふと、
現実は、その人、一人ひとりによって
違うものなのかもしれない、と
思いました。
同じ空間にいて、
同じ時間を共有して、
同じ活動をしたとしても、
その人の味わった現実は、その人だけのもの。
私は楽しい時間を過ごしたのに、
あなたはあまり楽しくなかったのかもしれないし、
私が気にかけたことを、
あなたは気にかけなかったかもしれないし、
同じ現実。現実は１つだと、
今まではそれが当たり前に
そこにあると思っていたのですが、
実はないのかもしれないなと。
確か、谷川俊太郎さんの詩に
私が寝ているときに、
どこかの国の子は朝を迎える・・・
みたいな一文があったと思うのですが。
(朝のリレーだったかな！？)
時計は同じ時刻を刻んでいても、
誰一人として
同じ時間を過ごしていることは
ないのかもしれないなと、
ふと感じたひとときでした。