何度も書いているこの記事。
先日、ある方に社労士試験に合格するコツみたいなことを聞かれたので、アドバイスした話を載せます。
相談者は資格はFP3級ぐらいしか保有していない方、しかも何年も前に取得したためそれ以降は何も勉強していないそうです。
それをきいて
・勉強する習慣を身に付けること
・問題を解く勘所を見つけること
・試験経験、合格体験を積むこと
が必要なことだと感じました。
試験日まで半年を切っており、勉強時間が絶対的に不足していそうですが、幸いに仕事はほぼ定時で帰れるようで安定的に週休2日・祝日も休みだそうで、勉強時間の確保は出来そうな方でした。
社労士試験には基礎的な知識というか社会的な常識が絶対です。
会社員の方なら実体験として分かるでしょう。労働時間があり、決まった休憩時間があり少なくとも週に1回の休日があること。
給料から雇用保険料や社会保険料が控除され(週の労働時間などによりますが、週5日働く会社員と仮定します)、健康保険に加入していることで医療機関では3割の自己負担で受診出来る、などなど。
こういった基礎的なことの積み重ねが社労士試験の内容です。
これにもっと細かい知識も問われるのですが、概ねこのような基本的な流れが分かっていないと、労働基準法って何?健康保険って何?ということになり、勉強の入り口にすらたどり着かない・・。
学生さんより会社員をしている方が周辺知識があるので有利ではありますが、普段から社会的な常識のようなことに触れていないとなかなか難しいです。
そこで思うのは、まず社労士試験の試験範囲と重複し、かつ難易度の低い試験を受けて合格することで、問題を解く勘所を身に付け、合格体験を積むことです。
第一種衛生管理者試験は各地の安全衛生技術センターというところで受験可能でほぼ毎月試験があります。
社労士試験の労働基準法・労働安全衛生法の試験範囲がかぶっており、併用で勉強しやすい。
第一種衛生管理者試験の方は、労働基準法に関しては基本に忠実で易しく、
安全衛生法に関しては、深い知識が問われることがあり、少し広めです。
第一種で、合格率は45%前後だったと思いましたが、その辺りの難易度も試験慣れする意味でちょうど良いでしょう。
試験に向けて勉強するという習慣を身に付ける必要もありますし、合格すれば達成感も得られます。
この資格自体、業種に関わらず常時使用する労働者が50人以上の事業所は、最低1人以上衛生管理者を選任することが義務でありますから、職場によってはすごく有用な資格になります。
試験日が平日や月1もしくは2回あるため、再チャレンジしやすいのもメリットです。
特に安全衛生法は、なかなか勉強しにくかったので、この試験で肝臓の働きや化学物質の特徴を問われるのは、ちょっと厳しかったですが、それもまた勉強になり、自分は本当に受けて良かったと思いました。
他の試験を受けることで時間の無駄に思われるかもしれませんが、この試験に楽勝で受からないようでは社労士試験合格はおぼつかないです。逆に落ちてしまうのなら、諦めるのか、もっと腰を据えて社労士試験に挑むべきでしょう。
第一種衛生管理者試験はテキストや過去問など多数出ていますので、3周ぐらいは回したいところです。
自分は記憶術を使って、勉強しましたので、その辺りもアドバンテージだったかもしれません。

