マイスピの「陰陽師が説く! 生き霊が憑きやすい人[スピ野郎・マサムネ君 第66回]菅原県」と、いう記事がとても興味深かったのでシェアさせていただきます。

陰陽師の安倍成道さんのお話によれば、「悪霊に取り憑かれやすい人」の特徴は、嫉妬や恨みなど負の感情を他人に対してストレートにぶつけてしまうこと。

執着心が強く喜怒哀楽が激しいタイプで、知らず知らずのうちに「自分の魂を削って生霊として相手に飛ばして」いる。

すると、魂が削れて欠けた部分に悪い気(悪霊)がやってきて、とりついてしまう。

つまり、悪霊に取り憑かれやすい人の特徴は、「自分のマイナス感情を周りに振りまいている人」

マイナス感情で削れた魂に、悪霊が取り憑くというお話に、とても納得してしまいました。

私の中で、生霊といえば『源氏物語』の六条御息所。

美しく気品があり、教養、知性、身分ともに優れていたけれど、年上だという引け目や誇りから素直な態度を見せることができず、自分を傷つけまいと本心を押し殺し、嫉妬心から、源氏の愛する女君たちに仇を成すようになる女性    

御息所が、自分のの髪や衣服から芥子(悪霊を退けるための加持に用いる香)の匂いがするのを知って、自分が生霊となって葵の上に祟ったことを知るシーンは、嫉妬心の怖さを教えてくれます。

「生霊は人間のマイナス感情」

うらみ、そねみ、ねたみ、を人にぶつけたら、ぶつけた分だけ自分に返ってくるというのは、平安時代から知られていた法則で、つまり真理なんだと改めて感じました。

それにしても、陰陽師って興味深いです。

第27代目 陰陽師 安倍成道さんは、水の家系の陰陽師だそうで、ブログも書かれているので良かったらご覧下さい音譜



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