さっき、タチコマ達が



『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』



の最後で歌っていた、




「手のひらを太陽に」は、



賛美歌だったんだ、という事に気づきました。




だから、バトーが十字架を背負っていたのだと。




そして、林檎は新しい世界へのシフトを




意味しているのだと思います。




タチコマ達には、ゴースト(魂)が宿り、




神の子としての役割を全うし、




次のステージにあがったのだと。




なぜ、そんなことを思ったかといえば、




「手のひらを太陽に」の歌を歌っている




タチコマ達が、




悲しい場面であるはずなのに、




明るい感じさえ与える




歌い方をしていることに違和感を覚えて、




あの場面で、




なぜ生きることに対しての賛歌である




『手のひらを太陽に』を




歌うのかを




考えていたところ、




「賛美歌」の意味を持つのだという




結論に達したのです。









と、考え合わせてもしっくりきます。



ちなみに、



『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』



で、ラボ送りにされてしまうタチコマ達は、




「赤い靴」を、歌いながら去っていきます。




タチコマは、「赤い靴」を、



「家族愛が、貧乏に負けた歌」と、



評していましたが、この時は、




覚醒前だったのだと思います。




(その後、自己犠牲により覚醒します)




タチコマ達のことを考えていたら、




神の使いは、常に試される。




神の使いは、それらしい格好をして現れない。




むしろ、普通の格好をして現れる。




って、ファンタジーの定番だったなぁ、




と、思ったりもしました。




(攻殻機動隊は、哲学的すぎて、




ファンタジーの枠を超えて聖書の域ですが)






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『手のひらを太陽に』



【作詞】やなせたかし

【作曲】いずみたく



1.ぼくらはみんな生きている

  生きているから歌うんだ

  ぼくらはみんな生きている

  生きているから悲しいんだ

  手のひらを太陽に すかしてみれば

  まっかに流れるぼくの血潮(ちしお)

  みみずだって おけらだって

  あめんぼだって

  みんなみんな生きているんだ

  友だちなんだ



2.ぼくらはみんな生きている

  生きているから笑うんだ

  ぼくらはみんな生きている

  生きているからうれしいんだ

  手のひらを太陽に すかしてみれば

  まっかに流れるぼくの血潮(ちしお)

  とんぼだって かえるだって

  みつばちだって

  みんなみんな生きているんだ

  友だちなんだ

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ちなみに、作詞を担当した



やなせたかしさんは、



アンパンマンの生みの親としても有名です。



やなせさんは、手塚治虫さんを大変尊敬しているそうです。




手塚治虫さんの世界観も、とても好きです。