この前、車のナンバーで




『666』という数字を見かけて、




映画 「オーメン」
 を思い出し、




なぜ『666』が悪魔を意味するのか?




気になったので、




名前のことだまで紐解いてみました。




映画オーメンの主人公ダミアンは、




6月6日午前6時に生まれ、




頭皮にも「666」が刻印されています。




では、なぜ「666」が悪魔の数字なのか?




名前のことだまでは、




「7」は、世界的に完成を意味するところから、




「6」を、未完成の世界と考えています。




つまり、「666」は、未完成が3つあわさった世界と




考えます。




3という数字を、




過去、現在、未来と考えると、




過去、現在、未来のすべてで




不完全な存在という意味なのではないかと




考えました。




実際、




「666」は新約聖書のヨハネの黙示録において



“獣の数字”とされ、



オーメンの中で「悪魔の印」として扱われていますし、




こんな記述もみつけました。




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 週刊スモールトーク (第51話) 


ヨハネの黙示録Ⅰ~オーメン666~


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『7』という数字は、神から見て『完全』を意味している。




ところが『6』はその完全な数字にわずかに足らない。




いわば『寸足らず』の数字なのだ。




さらに、この『6』が3つも重なることは、はなはだしい





不完全さを意味している。




つまり、神の完全さに遠くおよばない、




惨めな名前というわけである。




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名前のことだまの発想と、ほとんど同じで




びっくりです。




さらに、




666が3つ連なっている理由についてですが、




(名前のことだまとは、はずれていって




個人の推察ですが)




「過去、現在、未来」という意味プラス、




キリスト教における三位一体の




トリニティ(Trinity)が関係してくるのではないかと感じました。




ちなみに、




三位一体の根拠にあげられるひとつが、




『ヨハネによる福音書』




なのに対して、




「オーメン2」の中で朗読されるのが、




新約聖書の『ヨハネの黙示録』




というのにも興味をそそられます。




(別人でも、名前が一緒というのに、




意味を感じます)




ちなみに、『ヨハネの黙示録』の中で、




「7つの頭をもった獣」とは、




「サタン」(悪魔の長)を意味しています。




キリスト教の世界で、




「7」が完全を意味するとなると、




ここも「6」なんじゃないかと




思うのですが、




「サタン」がもともと、




ルシファーという天使で




あったことから、




「7」という数字であらわされたのか、




それとも、




地獄の長という完璧な存在だからか・・・・・




聖書に詳しくないので、




ここまでしか、想像が及ばないのですが、




聖書に隠された数字の意味は、




とても興味深いと感じました。