国立新美術館で開催されている


シュルレアリスム展


に、行ってきました。


素晴らしかったですラブラブラブラブラブラブ


もっと混雑しているかと思ったけれど、


比較的ゆったりと見ることが出来ました。


ダリ、マグリット、エルンスト、デ・キリコ、ミロ、タンギー


シュルレアリスム好きには、


たまらない内容となっています。


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シュルレアリスムとは?



フランスの詩人 アンドレ・ブルトン  を


中心として起こった


「新しい美と真実を求めた夢や無意識の世界の探求」


人の生き方や、


物の考え方そのものの革命。



20世紀最大の芸術運動。




アンドレブルトンの著書


「シュルレアリスム宣言」は


二十世紀の芸術・思想の出発点。



夢,想像力,狂気を擁護して,現実の奥深くに


隠された〈超現実〉を暴きだし,真の生,真の自由に


至る革命の必要を高らかに謳いあげた作品。



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普段、わたしは美術展に行くときに、


「本当に好きな作品が


ひとつ見られればラッキー音譜


と、思って挑むのですが、


今回は、好きな作品が多すぎて、


全部に眼が釘付けでした。


ちなみに、今回一番気になったのは、


ミロでした。


10年くらい前に、


スペインのミロ美術館へ行った時、


ミロは、


「子供の宇宙人の心をもった画家」


と、紹介されていたのですが、


ピンときませんでした。


でも、今は、


ほんと、宇宙人だよなぁ、と思います。


また、展覧会全体の印象として、



シュルレアリスムの世界が、



実は、現実にあったりするんじゃないかと



いう気持ちにとらわれました。



いま、この瞬間に、


シュルレアリスムの世界観を


感じることが出来て、


本当に良かったと思います。


たくさんのインスピレーションを


いただくことができました。


ちなみに、


展示物の説明の各所に、


アンドレブルトンの書いた


シュルレアリスムについての文章が


展示されていて、それが、また


素晴らしかったです。


ちなみに、ひすいさんの


名言セラピーの青に、


アンドレブルトンについて


掲載されています。


そのもととなった、


ひすいさんの


過去のメルマガをみつけたので、


記載させていただきます。


2005年4月19日。


今から、6年くらい前だなぁ。。。。。


シュルレアリスム展をきっかけに、


6年前のひすいさんのメルマガを


読むって、なんだか感慨深いです。


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☆春の魔法

http://blog.livedoor.jp/kissei888/archives/19373350.html



まもなく春を向かえようとする、ある晴れた日、

NYの公園で浮浪者と出会った。




その浮浪者は首に「I am blind」と書いたものを掛けて物乞いをしていた。




そうか。彼は目が見えないのか・・・・




しかし通行人は誰一人として彼にお金をあげる者はいない。素通りだ。



芝生に座っていた男は立ち上がり、その浮浪者に近づいた。



男は少しばかりのお金を浮浪者に恵み、その間に気づかれないように
浮浪者が首から掛けていた「I am blind」という文字を書き換えそして別れた。







>>>それから 1時間が過ぎる頃、その浮浪者は異変に気づいた <<<




おかしい・・・


おかしい・・・・



「あの男に恵んでもらってからの1時間。
それまでは誰一人お金を恵んでくれる人がいなかったのに
あの男に出会ってから、今度はすれ違う人、すれ違う人が
恵んでくれるようになった。

物乞いのお椀にはコインが溢れ、人々が同情の声まで
かけてくれるようになった。

あの男の運なのか?あの男は魔法使いなのか?」





実は、男は「I am blind」という言葉をこう書き換えていたのだ。







>>>「Spring,s coming soon. But I can,t see it」<<<









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言葉で魔法をおこす。
言葉で相手の状況を瞬時に変えてあげる。
僕はまさにこういう男になりたいと思っている。


ひすいこたろうでした。




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少しアレンジしてますが、「あの男」は実在します。
名前はアンドレ・ブルトン。フランスの詩人です。
この話はとても好きなので実は僕の名刺にも刷ってあります。

僕は小学校の頃、おかしな習慣がありました。

なぜか、家の全ての部屋の窓に指で「幸福」と書かないと
安心して寝れなかったのです(笑)

まあ、その頃から基本のんきな性格なので、
特に悩みがあったわけではないのですが
なぜか窓に「幸福」と書かないと安心して
寝れなかったのです。

中学に入る頃には書かなくなったので、
僕もこのことはすっかり忘れていましたが
昨日、カギタニさんと話していて
ふいに思いだしました。


言葉であなたの心が少しでも楽しくなればうれしい。
と思ってこの名言セラピーを書いていますが、
ひょっとして、小さい頃、無意識に感じていた
やりたかったことはこういうことなのかな、、、

まあ、今後ともよろしくです。



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