「宿命は変えられないけれど、


運命は変えられる」


この言葉を知ったのは、小学生の時です。


当時、わたしはいじめられっこで、


辛いことがあると、住んでいたアパートの


屋上から、新宿の高層ビルを眺めて、


「運命が変えられるのなら、


大人になったら絶対にあの高層ビルで働く」


と、心に誓っていました。


「今、自分をいじめている人たちが


びっくりするような素敵な大人になってやる」


と、強く、強く、思っていました。


「いまは、ダメダメだけれど、


それは絶対にかえてやる」


と、思っていました。


(心の中だけで、思っていたことで、


当時、誰にも言ったことがありませんでしたが。


すごーく気が弱い子だったのに、


なぜだか、決心だけは無茶苦茶固かったです。


たぶん、赤毛のアンや、小公女セーラや、


若草物語のジョーの影響です)


短大生となり、


いざ、就職活動となると、


就職氷河期真っ最中。


有名大学出身でも、


コネがあったわけでもない私は、


ご縁がある会社だったら、


どこでも働かせていただこうと思っていました。


資料請求は200社くらいして、


とにかく真剣に就職活動に臨んだのですが、


なぜか1社目で合格してしまい、


自分もいきたいと思った会社だったので、


そのまま入社を決めてしまいました。


このとき、新宿で働こうと決めていたことは、


すっかり忘れていました。


はじめての勤務地は神谷町でした。


その後、部署が神保町に引っ越して、


神保町で2年働きました。


その後、また部署の引越しの際、


予定地は中野坂上で、


入居も決まっていたのに、


突然、決定がくつがえって、


西新宿の高層ビルの48階に


入居することになりました。


この時になって、


「あぁ、小学生の時に、あんなに願った事が


本当に叶ってしまった」


と、思い出してびっくりしました。


これは、一例なのですが、


わたしには、


ある時期、とても真剣に願って、


その夢が、その時叶わなくても、


何年、何十年たって、自然に叶ったと


いうことが、いろいろあります。


自分の体験から感じるのは、


「心から信じれば、運命は変えられる」


と、いうことです。


すぐには変わらないので、


たぶん、運命ってゆっくり変わっていくような


気がしていますが、


私が実践してきた運命を変える方法とは、


①運命は変えられると信じて、行動すること。


②行動してみて、どうしても上手くいかなかったら、


いったん手放して、他のことをしてみること。


③また、タイミングがきたと思ったら、行動してみること。


と、いうことです。


手放している間は、


そのことから離れているし、


全然別のことをしているのですが、


「運と、縁と、タイミング」


が、ぴったりあったときに、


タイミングにのれるように、


準備しているという感じです。


「引き寄せの法則」を読んだときに、


「あれ、無意識にこういう事やっていたなぁ」


と、感じたので、方法としては、


ポピュラーだと思います。


それから、


もうひとつ実践してきたことがあります。


前にも、何度も書いたのですが、


「良いことがあったら、人におすそ分けする」です。


これは、自分にとっての黄金ルールで、


どんなルールの時にも付随してきます。


ちなみに、小学生の時に


心の底から


「運命を変えたい」


と、願ったのは、


毎日死にたいと真剣に考えるくらいに


辛かったからですが、


いまは、毎日楽しいので、


自分の運命を変える必要はありません。


直感と、ご縁を大切に


日々過ごして活きたいと願っています。


でも、それも、結局


運命を変えていくことに繋がっていくのかも


しれませんが。


ここまで、書いてみて思ったのですが、


やっぱり運命は、全然決まっていなくて、


自分が作っているのも・・・・?


なんて・・・・・


その人が信じた世界が、


その人の世界だから、


どっちの考えも正解なのかもです。


(混乱してきたので、今日はこのへんで。


解釈は、いろいろあると思うので、


自分が一番ピンとくるところを


お持ち帰りくださいねベル


<追伸>


ぐっどうぃる博士は、著書


「恋愛マトリックス」の中で


「因果律の変え方」について、


●性格を変えれば、運命は大きく変わる。


と、「習慣形成」の重要さについて述べています。


こちらは、私のような直感的なものではなくて、


実践的なお話ですので、良かったら、ご一読ください。


(博士の本の中でも、ダントツにすごい本です)