昨日、


「恋愛のことをなんで色恋というの?」


と、いう疑問を


「サイン」のいわさき編集長に振ってみたところ、


>色恋の色は色即是空の色じゃないですかね。


>悩み多き人間界のところかと。


と、いうお返事をいただき、


かっこいい回答だなぁ、と感動しました。


早速「色即是空」について調べてみたところ、


ぞくぞくと興味深いことが分かりました。



以下、goo質問より抜粋引用

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★色即是空 

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1933274.html


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●質問

クレヨンしんちゃんの床の間の掛け軸に「色即是空」
という文字が書かれています。
子供にどういう意味か聞かれました。
仏教の基本的な教義らしく意味を調べたのですが
恥ずかしながら難しく理解できませんでした。
どなたかわかりやすく教えてください。


●ベストアンサー

「色即是空」とは、「全ての形あるものや現象(色)はそれ自体では存在せず、

互いに依存する関係の上に成り立っている」という思想で、仏教の根本思想に

位置づけられています。ですから、仏教では「縁起(他との関係が縁となって

生起すること)」を大切にしています。

この空思想は、虚無や幻想と勘違いされるおそれがあり、理解が難しいのは

当然のことと思います。(私も正しく理解できているかどうか自信がありません。)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA_%28%E4%BB …

ちなみに、オリジナルの般若心経はサンスクリットで書かれており、鳩摩羅什

(くまらじゅう)がこれを漢訳して「色即是空」という訳を作ったそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A9%E6%91%A9% …

お子さんに説明するのでしたら、
「色即是空というのは、『この世のすべてのものは(人も動物も虫も草も)

お互いにつながりを持っているからこの世にあるんだ』という意味だよ。

お互いにつながっているんだから、むやみに殺したり、壊したりしては

いけないよ。」
と説明するのはいかがでしょうか。


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他にもいろいろ面白いことが書いてあり、


これは、もっとゆっくり読もうと思いましたが、


まずは、色即是空から、


仏教の世界では、色=現象


だと、いうことが分かりました。


つまり、色恋=恋に落ちた状態。


なるほど~。


つじつまもあいます。


これは有力な案かも。


ちなみに、調べている途中で


色即是空と空即是空は同じ?


と、いう質問も見つけて読んでみたのですが、


これが、またしびれました。



以下、goo質問より抜粋引用

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★色即是空と空即是空は同じ?

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2053526.html


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●質問

色即是空と空即是空は同じなのでしょか?

●ベストアンサー

色即是空の意味は、
物象に執着するな、という意味です。
(ここで、色は物象を表します。空は、縁起の法(因果応報)を表し、

物象は因縁によって変化する性質のものであり、

すなわち無常であるという意味です。)

空即是色の意味は、
物事に執着することによって、空=縁起の法(因果応報)の原理に

よって希望の物象が得られる。換言すれば、

一生懸命がんばることによって、

物事に成功する、という意味です。

色即是空 空即是色は、
執着することと、執着を捨てることの2つそろって、はじめて人間として完成し、

成功するということを意味します。

何に執着し何の執着を捨てるかが重要なのです。

これが般若の智慧です。


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私は、中世の無常観が大好きで、


「徒然草」20段


>某(なにがし)とかやいひし世捨人の、


>『この世のほだし持たらぬ身に、


>ただ、空の名残のみぞ惜しき』と言ひしこそ、


>まことに、さも覚えぬべけれ。


●訳


>なんとかという名前の仏門に入った人が、

>『この俗世に縛り付けられるような物を持っていない身には、

>ただ空から受ける感動・余韻のみが惜しい』と言ったのだが、

>本当にそのように思ってしまう。

の「空」の解釈を学生のころから、


「空」の「そら」が、本物の空なのか、


それとも、何かのたとえなのか・・・・・・


ちょくちょく考えます。


ぐっどうぃる博士いわく、


抽象的な事柄の裏側には、


必ず具体的な事柄が隠されている、


とのことだから、


この「空」って、結局は心のことかも、


と、思うのです。


勝手な自己解釈ですが、


「空」の正式な解釈を


吉田兼好が示したわけではないので、


個人的推察もあり、だと思っています。


タイトルの


色恋の色は、色即是空の色?


については、正解かは分かりませんが、


私は、この転じ方を支持したいと思います。