中学生の時、宝物は、国語の教科書と、美術の教科書でした。
今までの人生で、一番影響を受けた絵は、
中学の美術の教科書に載っていた
ピカソの「ゲルニカ」でした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%AB_(%E7%B5%B5%E7%94%BB )
「絵」そのものの美しさなら、ラファエロが世界一だと思うし、
緻密さで言えが、葛飾北斎に勝る画家はいないと思うし、
ウォーホールや、マティスの色使いには、感嘆するし、
ギュスターヴ・モローの絵は、宝石のようだし、
ルソーの絵は、夢の中のようだけれど、
実際に見た絵の中で、
メッセージ性が、一番強かったのは、「ゲルニカ」だったのです。
やっぱり、ピカソは天才なんだと、実感しました。
スペインの美術館で、「ゲルニカ」を見た時、
戦争の悲しさ、苦しさ、恐怖が一挙に伝わってきて、
足がすくみました。
この「絵」には、想いや言葉が込められている。
それが、はっきりと分かりました。
中学生の時、いつか本物を見たいと思い、大人になってから、
「ゲルニカ」を見に、スペインへ行ったけれど、
行ってみて、本当に良かったと思っています。
それから、
特に、好きな好きな画家は、シュルレアリスムの「ダリ」と「マグリット」です。
今回、「ダリ」と、「マグリット」の絵を見返して、
「これは、私が人生で追い求めている答えのひとつだろうな」
と、感じました。
「どんな風に世界が見えているか」
私は、ずっと、それを追い求めている気がします。
「ダリ」
ダリ —科学を追い求めた生涯
http://www.youtube.com/watch?v=bhpd7oFvrmQ
(これは、とっても興味深い映像です。スペインのダリ美術館で同じものを放送していました。)
「燃えるジラフ」
マグリット
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=mT_ZC_ejips
「大家族」