年末の大掃除の時、随分前に買った「美的」(美容雑誌)
の特集の中に、アナウンサーで僧侶の川村妙慶さんに
ついての記事をみつけました。



川村妙慶さん
http://homepage3.nifty.com/sairenji/



記事を読んだら、妙慶さんの優しさと、素晴らしさが
伝わってきました。



ミハエルさんの時もそうでしたが、自分の手元に
あるのに、気付けなかったことが、ある瞬間
目の前に現れて、道を示してくれる。



こういう事が、ある時は、何かのメッセージなのだと
思う事にしています。



だから、今回はきちんと記事を読みました。
そして、感動しました。



妙慶さんは、どんなに遅くなっても、必ず全てのメールに
返信する事にされているそうです。



こんな素敵な女性がいらっしゃる事に気付けて
良かったと思います。




>「阿弥陀さまの願いは、私たちの苦悩の根元をなくすことではなく、
>その苦悩に向かい合う所からはじめ、何も見えてない自分の心の
>闇を破ることなんだ。苦しみの波の絶えない人生の海を、
>阿弥陀さんは明るく楽しく渡れることを教えてくれる。
>それは大船に乗ることなんだと。迷うことなく、
>その船にどうぞ乗りなさい。乗ったまま歩くことこそが人生の目的だ」




>仏教に頭を使うことはあまり必要ではありません。
>体で生きているという実感をいただくのが、仏教なのです。




絶望に陥っている時、良い事がなにも浮かばない時、
ただ生きているだけで良いというメッセージに
きっと救われる人がいると思います。




私も、仏教について学んでみたくなりました。



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川村妙慶さんからのメッセージ
http://homepage3.nifty.com/sairenji/message/message.htm



死にたいという人へ
私の元には毎日いろんな方からのメールがきます。



● 「こんなに苦しいのに、なんで生きなきゃいけないの」
● 「誰も私のことなんかわかってくれない」
● 「なんで自殺してはいけないの?」
● 「私、今から自殺します。その前に妙慶さんには私の苦しみを
  知ってほしいのです。



 目の前で自殺しようとしている人に「きっといつか、いいことがある」
「必ずだれかが分かってくれる」とは言えません。



一時的には、この言葉で思いとどまるかもしれませんが、
本当の投げかけに答えてないような気もするからです。



 今、小学校へ行かせない保護者が増えているそうです。
学校にもう教育を任されないというのが本音なのでしょうか。
学校へいかなければ「いじめ」に遭うことはないという
、親の防衛策なのでしょうか。
しかし、社会に出ても「いじめ」の問題はついてきます。
一時的な保護なだけです。



 今日のいじめ自殺で問われている本質は、ただ「目標や希望、生き甲斐」を
求めているのではないのです。そうではなく「私のこの苦しみ、なぜ生きる」の
人生の目的がもてないからです。



 世の中はこれからも政治や経済、科学や医学、あらゆる人智を尽くして
「生活の快適さ」を伝えていくでしょう。しかし、便利になればなるほど 
「なぜ生きる」の疑問は解決されないままなのです。



 親鸞聖人はこんなお言葉を残されています。



「難思の弘誓は難度の海を度する大船、無碍の光明は無明の闇を
破する慧日なり」(教行信証総序)



「阿弥陀さまの願いは、私たちの苦悩の根元をなくすことではなく、
その苦悩に向かい合う所からはじめ、何も見えてない自分の心の
闇を破ることなんだ。苦しみの波の絶えない人生の海を、
阿弥陀さんは明るく楽しく渡れることを教えてくれる。
それは大船に乗ることなんだと。迷うことなく、
その船にどうぞ乗りなさい。乗ったまま歩くことこそが人生の目的だ」



私たちは船に乗る前から、ほんまかいな?と疑ってしまいます。
そして「もう駄目なんだ」と答えを見つけてしまうのです。
しかし、まず阿弥陀さまを信じて、歩いてみてほしいのです。



仏教に頭を使うことはあまり必要ではありません。
体で生きているという実感をいただくのが、仏教なのです。



死にたい!という方。どうか どうか 私に時間をください。
苦しみにぶち当たることから、スタートしてください。
今の状態が答えではないということなのです。



今すぐ返事がないからといって、嘆かないで!
私はからなずあなたのメールを見ています。



メールはこちらまで
sairenji@nifty.com