神様の思い込み | 神様は生きていらっしゃる

神様は生きていらっしゃる

人の生き方を左右する根本問題に触れていきます。

すべてのものは神様からはじまった

今現代科学は究極的存在は「無」であり
その「無」から「有」が生じたと説明しています。

しかし
全く何もないところから果たして「有」となることができるのでしょうか
まったく何も無ければ、どこまでも何も無いはずです
何かが出てきたということは、その原因に何か「あった」ことになります

今まで、真空世界は「何もない」世界と思われてきましたが
真空世界にこそ、物資化するすべての要素が含まれていた・・・ということを
今最先端科学はつきとめつつあります。

ということは
究極的に「無」から生じたのではなく
「有」から生じたのである、という結論になります

はじめに何かが「あった」

人が「私」という存在を意識するのは
生まれてからどのくらい経過してからかというと、
いわゆる「自我の目覚め」と言っているのは、
だいたい一般的に3歳ころからになります

子供と親は似ています
であるならば、
神様も
ご自身が「存在する」と認識したある「時」があったことが推測されます

神様が天地創造を開始する前の話です。
神様が「わたし自身が生きている」ことを認識した時があって
神様は
ご自身の存在が一体どんな存在なのか
「自分探し」をされた期間があったということです

「私」という存在を知ろうと思ったら、一人ではできません
どうしても第3者が必要になります。
そのために
「私」を分けなければならなくなるでしょう。


つまり、人が心の中でもう一人の自分を作り出し、いわゆる私を「客観視」できる
環境をつくることが必要になります。

同じところから出てきた場合に
「私」と「あなた」にはなりません。あなたは「私」とは別の存在だとするためには
「あなた」になった人が、「私」とは違うと思い込まなければなりません


神様はどうも、このような「思い込み」のプロセスを踏んで、
ご自身を分けていかれたようです。

そうしないと
いつまでたっても「私」も「あなた」も結局「私だ」となり、
この世界に「私」という存在しか「いない」
すなわち、一人ぽっちの「神様」となってしまうのです。