こんにちは。今日も前回に続き加藤がブログを書かせていただきます。前回のブログ、想像以上の反響がありジャンル別ランキングで11位にランクインいたしました。ありがとうございます。ボートに限らず様々なジャンルのブログを発信していきますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

 さてさて、受験生の皆さん。改めてお疲れ様です。ちなみにですが、我々滋賀医大ボート部には様々な''元''受験生がいます。現役で膳所高から地域枠で入学した人、京大で仮面浪人をした人、駿台や河合塾に入って頑張った人、さらには神戸大学から再受験をした人。様々な人がいると、色々な話を聞けるわけです。

 

 リサーチの結果も人それぞれ。リサーチが返ってきた今、みなさんは受験校選定に入っていると思います。そんな皆さんにとって少しでも支えになるような内容を書ければ良いなと思っています。


 『リサーチ結果が思っていたのと違うかった人に対して伝えたいこと。』

私もそうでした。

私は浪人時代、第一志望をずっと滋賀医大にしていました。なーんとなく家(京都)から通えそうだったから。現役時代は福井(医)だったのですが、浪人期の最初に福井大の周りが田んぼだらけなことに気づいちゃったんです。そしたら蛙化現象起こっちゃって萎えたわけですよね笑。

 

それ以来なんとなく模試でもずっと滋賀医大を1番目に書いていました。浪人の一年間、第一志望は?と聞かれれば、滋賀医大と答えるようになっていました。

 

 

それだけに、ベネッセ駿台リサーチの結果『滋賀医大 E判定 』には心をやられたわけです。

生物選択だっただけにあの共テの生物難化にすでに心をやられていましたが、Cじゃなくとも流石にDぐらいは出てくれるだろう。流石に。そう思っていたんですよね。

 

だから、悲しいと言うかなんというか、それこそ何のためにこれまで勉強をしてきたのだろうか。大学に行った友達が楽しそうなストーリーを上げている中、自分は一体何をしてたきたの? そんなふうに思うしかいられませんでした。

 

リサーチの結果はずっと引きずったし、勉強の手もつかず、ペンを持ってノートを書き始めては、すぐにスマホに手を伸ばす時間が過ぎていきました。どうしよう。このまま出願したら落ちてしまうやん。別に他の大学でもええやん。レベルさげてもええやん。他にいい判定(福島県立のC判定が一番良かった)が出ている大学での方がよくない?そう思っていました。

 

リサーチに出した大学のそれぞれのB判定ラインまであと何点なのか、去年の合格者はどれぐらい点を取れていて、平均点の推移から考えるに今年は何点ぐらい取らなあかんのか。

 

めっちゃいろいろ考えてたし、実を言うと全国公立大学医学部のB判定ラインとC判定ラインの点数をエクセルに入力し(それも駿台河合塾東進3社全部)、必要点から考えて一番合格に近い大学はどこなのか調べていました。(勉強しろ。)

 

国公立大学の中で明らかに滋賀医大は合格に遠く、合格可能性が低いことは明らかでした。

それでも私は滋賀医大に出願した。


めちゃくちゃ時間をかけて計算をして、悩んで悩んで悩みきったけど、明らかに合格可能性は遠かった。そんなことは自分が一番わかっていた。

浪人中ずっと言っていた、「共テの結果見て、一番入りやすい大学に出願します」という言葉からはかけ離れた行動を取っていた。

 

なぜ出願したのか。

 

「なんか後悔してしまいそう。」その一心だった。

 

今考えても、私の選択がベストな選択であったのかはわからない。これは私の周りの友達も同じことを口にする。けれども確実に言えることはあのときの選択には「一切後悔していない」ということ。そりゃ受かったからだろ。そう思う人も多いと思う。滋賀医大に受かった今、現役のときにE判定だった福井大に出願したことも、同じように一切後悔していない。

 

もちろん、「この大学に出願したら確実に受からない。ほんとに100%受からないと自信を持って言える。」といったような現状認識はもちろん大事。その現実と理想どちらにあと1ヶ月を委ねるか。理想を求め続ければ案外その理想に現実が近づいていく。案外。そういうもん。

 

迷って第二志望の大学に志望を下げたとき、勉強のやる気は第一志望と比べると絶対におちる。私自身、志望を滋賀医大にし続けていたからこそ「絶対受かってやる」という熱い気持ちをモチベーションにして勉強し続けることができた。

 

数値上の合格可能性は低いかもしれないけれども、私自身のマインドも含めた合格可能性で考えると、滋賀医大の合格可能性は一番高かったのかもしれない。

 

浪人中の一年間なんとなく滋賀医大を志望してきた私でさえこれほど思うのであれば、高一からずっと志望大学を変えずに来たような人は、計り知れないほどの理想と現実の大きな壁に挟まれていると思う。

 

このセクションを通して皆さんに伝えたかったことは

「第一志望はゆずらないこころ」が大事だということ。

 

志望を変えることがだめなことだとは言わない。だけれども、本当の意味で後悔しないようにしてほしい。

 

後悔しないために、出願大学を決めたら必死に勉強してほしい。

いい結果が出た人もそのまま頑張って欲しい。

 

そして、思ったようにいかなかったあなたへ。

一喜一憂せずにひたすら勉強机に向かってみよう。

泣くんやったら二次が終わってから泣こう。
歯を食いしばって食いしばって勉強してみようや。頑張ろう。


ここで私がみんなに伝えたい応援歌を紹介したい。一度でいいから聞いてみて。

絶対優勝⇒絶対合格に変えて聞いてみるんやで。

 

サンボマスターの「できっこないをやらなくちゃ」

 

''やはり自分じゃだめかなんて 無駄な言葉だよ

心を少しでも不安に させちゃだめさ 灯りをともそう

あきらめないで どんなときも 

君ならできるんだ どんなことも

今世界に一つだけの強い力を見たよ

 

君ならできないことだって

できるんだホントさ嘘じゃないよ

今世界に一つだけの強い光を見たよ

アイワナビーア君のすべて!''

 

 


本気度とやる気次第。この文を読んでいるあんた次第。ほんまに。そうやねん。頑張るしか無いんや。コツコツでいい。最初は1hでもいい。それでもいい。

 

だから、机に向かってみよう。

だから、やり始めてみよう。

だから、勉強してみよう。

 

心から応援しています。



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