【高2】

 正直この頃、東大を目指してました。初めの二ヶ月はコロナの自粛期間で遊び呆けてました笑。しかし、俺は東大を目指すんだ!と言いながら4月の中旬に英語の単語帳鈍器である鉄壁を購入しました。とは言いつつも、サボりまくっていたので、鉄壁の単語を9割くらい覚えたのは高3の京大入試直前だったと思います。


(※書きながら気づいたんですけど、科目ごとに一個一個書いていくと、文章が長くなるので、最後に科目別の勉強を載せますね。笑)


 僕は愛知県の進学校に在籍していたので、東大受験生(なんなら理科三類志望が周りに3人もいました笑)そんなクラスで、僕の順位はクラスドベ。上位クラスにはいたのですが、その中ではずーっと底辺でした。上位クラスのドベなので、学年全体では真ん中くらいでしたね。特に英語がとても悪くて、学年でも下の方で、東大は無理じゃねと思いながら勉強してた記憶があります。


 転機が訪れたのは、高2の末でした。母親から、「京大には総合人間学部という、文系も理系もいける学部があるらしい!しかも、そこは共通テストは社会一科目だけでいいみたい!」ということを聞いた時でした。当時、東大は現役では絶対無理だと思って、凄いやる気を無くしてました。そんな時、漢文とリスニングのない京大にとても惹かれたのを覚えています。ここから、僕の快進撃が始まりました。



【高3、前半】


とはいえ、京大なんか受かるのかな?僕は疑心暗鬼でした。

というのも、共通テストの英語で半分くらいしか取れないレベル、数学は数三が終わってない、化学は無機も有機もあやふや(有機は半分くらいしか終わってない)、物理は力学と波動しかやってない、という状態でした。特に英語はやばくて、共通テストの演習問題の正答率が4割とかでした笑


しかし、夏がきました。

僕は1学期を、数三・英単語・力学と電磁気(磁気分野以外)・有機化学に、絞って勉強しました。僕が合格した1番の理由は、この時に勉強科目を絞ったことだと思います。絞って勉強して、それが苦手じゃなくなりました。


そして、勝負の夏休みが始まりました。

僕の夏休みのオオトリは、京大オープン・京大実戦でした。8月初旬にある河合塾主催の京大オープンは、現役生ハンデのために熱力学が不出問などがある試験で、京大受験生の大半が受けるとも言われています。京大実戦は駿台主催で京大実戦の2週間後とかにあったと思います。


(滋賀医受験生には関係ありませんが、有名な京大受験生の模試は四つあります。


・8月の京大オープン

・8月の京大実戦

・11月の京大オープン

・11月の京大実戦


その他、東進の京大本番レベル模試が年に数回あったりします。)



ここで、僕は模試の過去問を購入しまして、それを解きまくったんですね。それぞれ3,5年分解きました。たぶん、この頃は共通テスト前の次に勉強していましたね。


結果は、


京大オープン:総合人間学部A判定

京大実戦:総合人間学部B判定

京大本番レベル模試:総合人間学部A判定


現役生では、超上出来でした。

京大オープンは7位で冊子に乗りましたし、実戦は熱力学を白紙で出したのにB判定、本番レベル模試は国語が偏差値86(理系1位)を出しました。

有頂天でした。九月は勉強全然しませんでした。その結果、、、、


【高3、秋】

・京大オープンD判定

・京大実戦D判定

・共通テスト模試英語47点(解けなくて途中で寝ちゃった)

・防衛医科大学一次試験不合格(ちなみに遅刻した)


しんだああああああああああああ!!!!!


 油断大敵とはまさにこの事でした。1番の敵は、周りの受験生ではありません。自分の内なる心なのです。慢心・油断が身を滅ぼすんです。


正直心折れました。全教科ほぼ死んでましたね。というか、共通テストの勉強をほとんどしてなかったので、やばかったんです。


でも、ここで共通テストの勉強を始めようとなるまともな人間なら良かったのですが、僕はこう思ったんですね。


京大なら二次試験で挽回できるじゃん!二次試験勉強本気出そう!!


 というわけで、模試の後から、過去問を始めていました。京大入試詳解シリーズをやってました。

京大入試詳解、、、あまり有名ではないかもです。これはですね、駿台が出している赤本対抗の過去問シリーズですね。通称青本と呼ばれています。


 京大受験なら青本の方が、僕には合ってました。というのも、青本の方が体系的で、問題の難易度や、合否を分けるポイントなどが書かれているので、モチベーションが保てました。


そんなわけで、冬休み前に、だいたい20年分くらいの京大の過去問をやり終えてました。さらに、それにプラスで、夏期講習でもらった京大対策問題集などをひたすらやり込みました。

そして、受験期を迎えます。