本サイトにて恒例となった「部屋データ」もコーナー開設13年目。
初年度にいきなり「貴乃花の乱」が起きて、毎年毎年派手な動きを繰り返してきたが、トラブルメーカーもとい革命児が去ってすっかり静かに。
それでも絶え間ない親方衆の人事往来、力士の盛衰により、入稿するに飽きない話題を提供してくれる。
あくまで個人スポーツ。
特に部屋や一門ごとの対抗戦ではないので、チーム表彰など皆無。
あえてそういう見方をしない限りは見えない世界観。
力士だけを追うと10年ほどの力士伝で終わるところ、
脈々と続く「部屋」で見ていくと、数十年、いや百年、明治、江戸の時代まで一本の線で繋がっていく。
力士の所属部屋など、かなり後から興味が湧いてくるものだが、そこを押さえれば新たな楽しみが見えてくる。
とっつきにくい複雑な歴史が、少しずつ分かってくる。
その上で目の前の土俵上を見上げると、感慨も違ってくる。
観戦の価値が、誰が優勝する、横綱、大関になる、といった見出しレベルに留まらず、
誰かが関取になるだけで、歴史的快挙と価値を感じられることになる。
相撲を長年楽しむ上で、重要な科目であると考えている。
理事選前ながらフライング公開。
