1993年8月15日発行・・・2015年9月24日読みました

クローバー私の心に残ったこと
   愛する人たちにのみ死がある
   そして愛する人たちには死はない


   新聞に載っている死亡の欄を
   多くの人は、情報として受け取るでしょう


   しかし愛する人たちにとっては、
   その人の死を
   胸の張り裂けるおもいで実感しています


   愛する人のみが、死を体験しているのです
   と同時に愛する人たちの心の中では、
   死んでいった人たちが、
   今までよりも強い命の絆で生き始めます

 



・ 私が実感していることは、
  当たり前ですが、人は必ず死ぬということです

 


・ この世で、「愛する」ことと「知る」ことだけが

  生きる意味であること

 


・ 病人の身体に手を置き、
  病人と一体感のうちに呼吸をひとつにして
  静寂の中に身をおいている時、

  私は深い深いところから、
  宇宙の根源の力が私を通して病人に伝わっていき、
  病人の中にある治癒力を

  甦らせるような感じを味わいます

 


・ 本人も家族も

  最後に求めているのは安らぎだと思うのです
  でも、病院は医学の名のもとに、
  安らかに死ぬことを妨げているのです

 


・ 奉仕のない人生は意味がありません 

 


・ 人の心が癒される早道は手料理にあると思うのです

 


・ 「苦しいか」より「苦しいねぇ」

 


・ マイナスだと思われてきたことが、
  最後の土壇場でひっくり返り、

  プラスになり得る現実を、

  この目でたしかに私は見たのです

 


・ 人は自分が死にたいように死んでいくものですね

 


・ 私たちは、死にゆく人たちが、
  私たちに残してくれたいろいろな贈り物を、
  あらためて大切に想いめぐらしました






≪箱入り嫁のつぶやき≫
病院は医学の名のもとに、
安らかに死ぬことを妨げているのです

この部分は衝撃的で、死を迎えている人に
家族が会わせてもらえない話はとてもショックでした。


マイナスだと思われてきたことが、
最後の土壇場でひっくり返り、プラスになり得る現実

どんな人生も捨てたもんじゃないと思います。

 

 

 

愛する人のみが、死を体験しているのです
と同時に愛する人たちの心の中では、
死んでいった人たちが、
今までよりも強い命の絆で生き始めます

父を亡くしてからの私にはわかる気がします。

 

 

 

呼吸をあわせることの大切さ、しっかり胸に刻みたいです。

 

 

 

 

 

 

 

      

         
       卵持ってるミナミヌマエビ

 

 

 


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