2008年11月17日発行・・・2018年5月12日読みました

クローバー私の心に残ったこと
   人生にとって、介護は「最高の学び場」

 

 


・ 網野先生は、「老いはとめられない  
  あるがままを受け入れていく」という考え方の人
  看取りに向けての医療を実践し、
  老人に対してもあれやこれやの検査をしません

 


・ 思わず、手ぬぐいで叩いてしまった!
  いつもお世話になっているお坊さんに相談しました

  そのとき言われた言葉が、  
  「人間は誰だって、

   あんたと同じ立場になったらそうするよ  

   それでいいんだよ」

 


・ まずは自分の人生  介護は「ついで」

 


・ 「自分の苦手なことはしない」がルール

 


・ 健康のためにいやいや食べるのと、
  おいしいと思って喜んで食べるのとでは、
  後者のほうがはるかに体にいいと思います

 


・ プロに任せられるところはプロに任せたほうが、
  介護される人にとっても、
  その家族にとっても幸せだと思うのです

 


・ 何度も同じことを聞き返すときには、

  こちらも同じことをくり返すようにしています

 


・ 手を抜くところと、手を抜かないところのメリハリ
  これが、「ふまじめ介護」では大切なのだと思います

 


・ その日の出来事を、そのまま愚痴にするのではなく、
  いかに笑い飛ばすか、です

 


・ 「人の力を借りる」が介護の鉄則

 


・ 認知症の場合、 元気に歩けることが、
  本人にとっても家族にとっても、必ずしも

  「いい結果」をもたらすとは言えないと思うのです

 


・ 情報を数大きく集めると判断がしやすい
  ある人にとっては「マイナス」でも、
  自分にとっては「プラス」ということもあり得ます

 


・ 私たちは、じいちゃんの介護を通して、
   「人間は老いて死んでいくのだ」
  ということを存分に学ばせてもらっています

 


・ じいちゃんに対して感謝できるようになったことで、
  細胞レベルで私の「何か」が変わり、
  自分自身が豊かになってきていると感じています

 


・ 介護は理屈や理論ではありません
  “手をかける”これに尽きると思っています

 


・ 確かに介護は大変なこと、面倒くさいことです
  ただ、少しばかり面倒なこと、
  嫌だと思っていることの中にこそ、
  多くの宝と知恵が詰まっているのです






≪箱入り嫁のつぶやき≫

〇笑いが絶えないじいちゃんとの生活
 うるさいときには耳栓。
 それでも「助けてくれー」の声がやまない場合には、
 ふすまをガラッと開けて「助けにきたぞ、じじい!」。
 じいちゃんもそれに答えて「おお、助かった」。


〇昔はじいちゃんが大嫌いだった


とお話しは始まります。

ユーモアたっぷりの4コマ漫画も心を解放してくれ、
たくさんの気づきをもらいました。

 

 

 

 

母がお世話になっているグループホームで、

2ヶ月に1回運営推進会議があるので出席してきました。


施設の方針、利用者さんのご家族のお話など

いろいろ聞けて参考になります。

 

母の場合も入居が決まるまでにいろいろありましたが、
家族の数だけ介護があったり、
葛藤があるんだなぁと思いました。

 

 

 

「人の力を借りる」が介護の鉄則 つくづく思います。

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 


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