2006年10月1日発行・・・2014年5月21日読みました
私の心に残ったこと
人間の命というのは、
果物で言えば皮と実が私で、
中に種がある、
それは死という種である
・ 病気は理解できても、病む患者の心は理解できない
だから、自分の苦しかった経験は、
決してむだではなかった
・ 何ヶ月か寝ていますと
体の状態は変わらないんですけれども、
そういう中でも面白いことが出てくるし、
思わず笑っていまうこともずいぶんありました
・ 私たちはしばらく辛抱していれば、
どこかに必ず救いの道がある、
忍耐の向こうに道が見えてくるのではないでしょうか
・ 人は病むことや悩むことによって
感性が磨かれていきますから
・ 人生はマラソンより、
サッカーにたとえたほうがいいと言われた
サッカーの前半戦と後半戦のようなものだと
・ いのちとは君が持っていて、
君が使うことのできる時間のことだよ
・ いのちというのは、自分だけのものじゃなくて、
だれかのために使えてこそ、
ほんとうのいのちではないかと思いました
・ 死を受け入れながらも、
その日が来るまでの死生観を持って、
今日をどのように生きようかということを考えるのが、
深い生き方ではないでしょうか
大きな大人は大きな死の種を持つということです。
≪箱入り嫁のつぶやき≫
“死の種”という言葉に衝撃を受けた本ですが、
苦しい経験は、決してむだではないということ。
人を“ゆるす”、自分を“ゆるす”、
そんな生き方をして生きたいと思います。
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今日がよい日でありますように