■中村天風師に影響を受けた主な人々(敬称略:順不同)
  ≪一部抜粋≫
原 敬(元首相)  東郷平八郎(元帥) 

浅野総一郎(浅野セメント創業者)  宇野千代(作家)

 稲盛和夫(京セラ名誉会長) 素野福次郎(TDK相談役) 

松下幸之助(松下電器産業創業者) 

伊達公子(元テニスプレーヤー) 

松岡修造(元テニスプレーヤー) 

船井幸雄(経営コンサルタント) …他多数

 

斎藤一人さんや大谷翔平さんもだそうです。

 

 

 

1988年9月9日発行・・・2021年7月10日読みました

クローバー私の心に残ったこと
   まあ、
   いいことだけ絶え間なく絵にかけよ、
心に    

 

 

積極的精神を作り上げる方法
   〇観念要素の更改
   〇神経反射の調節
   〇精神の統一法
   

 

 

観念要素の更改
   毎日の生活で
   消極的観念が潜在意識に溜まってしまうので、

   夜の寝際と朝起きた時に、
   (この時間帯、とても大事)

   楽しいことやうれしいことだけを思ったり考えて
   積極的観念要素ととりかえる
   

 

神経反射の調節
   腹が立つこと、
   心配なこと、恐ろしいことなど感じたら、

   肛門を締めて、お腹に力を入れて、

   肩を落とすだけで体の組織の抵抗力が違う
   

 


精神の統一法
   毎晩寝がけ鏡に映る顔を見て、(眉間のところ)
   「お前は信念がつよくなる」

    これを言って寝るようにしてごらん
     あくる日目がさめたら
   「きょうは俺は信念が強いぞ」という

    信念に寝て、信念に起きるんです


     

 

 

・ 人生を完全にする秘訣は

  ただもう自分の心のおき方を変えるだけでいい 

 

・ 人間はこの世の中に、
  宇宙本来の面目である進化向上に順応するべく、
  出てきたんだと思います
 

・ 人間の夜の寝際の心は
  「特別無条件同化暗示感受習性」

  という状態になっている

  パーッと潜在意識領に刻印されちまうんだ
 

・  「暑いなぁ、よけい元気がでるな」と、

  こう言えばいいんだ
 

・ つねに積極的な言葉を使う習慣ををつくりなさい
 

・ 私は毎朝起きますと、もちろん寝る時もそうですが、
  ニッコリ笑って「ありがとうございます」と必ず言う
 

・ 血液は、
  怒ると 黒褐色で苦くなり、

  悲しむと 茶褐色で渋くなり、
  恐れると 丹青色になり酸っぱくなる
 

・ 弱アルカリ性の血液であるかぎりは、
  黴菌がただ入ったからって、
  けっしてその人間は病には冒されないんです  
 

・ 習慣をつけるのにいちばんいい一石二鳥の方法がある
  体のもち方を応用しながら、

  折あるごとに時あるごとに、
  日に何千回でもいいから

  深呼吸をすることを稽古なさい
 

・ 体も心も生きるための道具です
 

・ 病は忘れることによって治る
 

・ 霊魂という見えざるひとつの気体、これが自分なんだ
 

・ 四畳体の下に間脳というものがある
  これはどんなに医者が研究しても、
  何のためにこれがあるかと言うことを
  医学的に説明することはできない いまだに
 

・ しかも人間は、
  この間脳というものを毛筋でピッと突いても死んじまう
  肉体の生命が絶えちまう
 

・ この間脳こそ、まことに人間というものの正体である
 

・ 分光器で見ると、人間の肉体の回りを包んでいる
  ひとつの気があることが発見されたんです
 

・ できるだけ積極的な人と交わりなさい
 

・ 自分のことを
  第三者の立場に立って考えるように習慣づけなさい

 

・ 病になろうと、不運になろうと 

  心の態度は崩さないことだよ
 

・ この世の中、公平にできているんだから、
  心を積極的にしさえすれば、

  健康も立ち直るし、運命も立ち直るようにできているの
  だから、もっと自分の心を磨きなさい
 

 

 

 

 

 

 

≪箱入り嫁のつぶやき≫
最初に驚いたのがこの値段!

 

 

そして、普通の本より大きい

 

 

 

 

軍事探偵として活躍したほど強気な天風さんが、
不治の病により弱気になってしまう。
(軍事探偵113名の中、生き残ったのは9人でその内の1人)

 

その後、いろいろな偶然が重なり、
ヨガの大哲学者カリアッパ先生と出会い
修行を重ね、死病を克服。


その修行で得た大切なこと、
積極的精神を作り上げる方法
わかりやすく説明してくれたのが『成功の実現』でした。

 

 

 

夜の寝際と朝起きた時に、
 いいことだけを考えて潜在意識の掃除をする。


〇どんな時も肛門を締めて、お腹に力を入れて、
 肩を落とし、深呼吸をする習慣をつける。


〇鏡を使った暗示法で、信念に寝て信念に起きる。


〇積極的な言葉を使う。


〇積極的な人と付き合う。

〇自分の求めているものを、
 実際の姿として完全に心のなかに描く。


〇そしてそれを、オリンピックの聖火のように、
 絶え間なく燃え続ける炎にする。

 

 

たくさんのエピソードが面白かったし、
いろいろ言い方やたとえを変えて
わかりやすく説明してくれているところ、
全部紹介したいですが、それだと本全部です爆  笑

 

 

 

以前、天風さんの他の本を読んだ時、
いつでも肛門をしめるとあったのですが、
ふーんそうかと流していました。

 

どんな時も肛門を締めて、お腹に力を入れて、肩を落とす

 

この三ヵ所がそういう状態にされたときに
初めて感情や感覚の刺激衝動が、
心には感じても神経系統に影響を与えないという。

 

カリアッパ先生の教えクンバハカ
この本でしっかり意味を理解できよかったです

 

 

 

いいことだけ絶え間なく絵にかけよ、心に
今日も天風さんの言葉が私の中で響いています。

私の人生を変える本でした。
 

 

     

 

   

 

 

  


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