2019年1月10日発行・・・2023年5月6日読みました
もっと落ち着いた女になりたい
長年そう願っているのだが、なったためしがない
なったためしのないまま、
とうとう高齢者の仲間入りをした
・ さよならのあとに
ううう。阿川家は失礼を重ね過ぎている
・ 神様と友達
なんか、M子と出会ったぞ!
・ 土と花
自然に命が尽きるまで、
自らを他者と比較して生きることはないのだ
・ 箸休めタイム
鳥は、『神様の箸休め』だと思う
・ 進化の退化
あのー、
私、ミジンコを飼っていたことがあるのですが・・・
・ 床族
・ 虫の好く女
・ 遮断
人間は自らを守るために外界を遮断する
でも、それでいいのかとときどき不安になる
・ あるべき髪型
・ もしもしインフルエンザよ
・ 花と愛
花はね、愛情を注がなければ育ちません
でも愛をかけすぎても育たないのです
・ 別れの季節
私より少し年下だけれど、初めて会った瞬間に
「この人、私の友達だ!」と思った
・ 呼び名問題
ウチの主人は今・・・ なんか、馴染まんぞ
・ 遅咲きシクラメン
大きくなあれ! 天まで届け!
指で触れるとたちまちそこに花が咲くという
不思議な能力を持つチト少年が、
町じゅうを花でいっぱいにし、
諍いの絶えない大人たちの心を和ませ、
さらに戦争を阻止しようとする物語である。
戦争を止める能力はさておいて、
「花を咲かせる力」のある人がずっと羨ましかった。
母には「みどりのゆび」がある。
母が軽々と育て咲かせる花を見るたびに、
「あーあ、母さんには『みどりのゆび』があるのに、
私にはないなあ」と嘆いたものだ。
『いい女、ふだんブッ散らかしており』P.225
≪箱入り嫁のつぶやき≫
楽しいお話がたくさんでした。
「みどりのゆび」という言葉を知り、
『みどりのゆび』も借りてみました。
本から本につながっていくのは楽しいです。
面白いなぁと思ったのは、
もっと落ち着いた女になりたい
長年そう願っているのだが、なったためしがない
なったためしのないまま、とうとう高齢者の仲間入りをした
私のことそのまんまでした(笑)
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今日がよい日でありますように