仕事で使うのに、自費でというケースが最近多すぎます。
自費案件 その1
すでに過去に記事にさせていただきましたが、電子処方箋を受け付けるために、
必要なカードです。
これを取得するのに26400円かかりました。
自費案件 その2
保険薬局が地域支援体制加算をとるためには、この6月から48種類の市販薬を販売していることが要件の一つになったのですが、その48医薬品の一つに緊急避妊薬が含まれることになりました。
この緊急避妊薬を調剤するためには研修受講済みである必要があり、その受講費用が3000円かかります。
オンライン診療に伴う緊急避妊薬の調剤に関する研修会受講料納入のお願い
現在、日本では、処方箋なしで緊急避妊薬を販売することは認められていません。その一方、国(厚生労働省)では予期せぬ妊娠の可能性が生じた女性が処方箋なしに緊急避妊薬を適切に利用できる仕組みを検討するために、薬局での販売方法などについて情報を集めるための調査研究を行うこととしました。よって、この調査研究に参加する、一定の条件を満たす一部の薬局においてのみ、販売が可能とされています。
事業の概要や参加する薬局等はこちら からご確認いただけます。
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自費案件 その3
認定薬剤師も地域支援体制加算をとるために必要な要件の一つで、かつ「かかりつけ薬剤師」加算をとるためにも必要な資格です。
この資格をとるために、自分で研修費用を年15000円ほど払い、認定薬剤師証の審査、発行・更新に11000円ほど必要です。
仕事で使う資格ばかりですが、すべて自費。
この資格を持っている薬剤師を雇うと得するのは薬局。
せめて控除できればいいのですが、控除もできません。
こんなにお金のかかる薬剤師って資格は何なのでしょう。