ラバーダムとは治療中に唾液や細菌が入らないようにするために治療する歯だけを露出し、薄いゴムのシートを張る処置のことをいいます。

 

根管治療が失敗する理由は細菌感染です。具体的には、お口の中に存在する沢山の細菌が歯の中に侵入して歯の根の中(根管)で増殖し、炎症を起こします。

したがって治療中はお口の中の細菌が侵入しないように、ラバーダム(ゴム膜)で唾液などに含まれる細菌の混入を防ぐことが必須です。また、治療器具や術者の指が唾液やお口の中の粘膜に触れて汚染されることを予防します。

 

61歳の誕生日に、かねてから予定していた左大臼歯の根管治療をしました。

 

治療はラバーダム、マイクロスコープを使って行ったので、全額自費でした。

 

普通は5回くらいに分けて行うところ、2時間かけて1回で治療してくれました。

 

根管治療の際に、クラック(ひび)がいくつも入っていることが判明し、そのうち1つは対処しようがないということでした。

 

将来的に、このクラックからばい菌が入り歯がダメになるリスクがあります。

 

先生がお上手だったのか、治療中痛みを感じることは全くなかったです。