お正月明けの落ち着いた頃、映画鑑賞へ。


昨年12月15日から公開になった、スタジオポノック制作のアニメーション映画「屋根裏のラジャー」を鑑賞してきました。



イギリスの詩人・作家のA.F.ハロルドによる「The Imaginary」(「ぼくが消えないうちに」ポプラ社刊)を原作に、2017年に公開された「メアリと魔女の花」に続く、スタジオポノックの2作目の長編アニメーション作品。


アマンダの想像の中から生まれた想像の友達…金髪の少年、ラジャー。


ラジャーの姿は、彼の想像主であるアマンダにしか見えないイマジナリ。


ラジャーは、彼の想像主のアマンダが創り出す架空の美しい世界の中でドキドキワクワクするような冒険にアマンダとラジャーの笑いの絶えない楽しい日々を過ごしているけれど、、


イマジナリであるラジャーは、想像主から忘れられたら消えていく、という運命が定められていた…


ある日、アマンダとラジャーは離ればなれになってしまう事件が起き、ひとりぼっちになったラジャーはアマンダに再び逢うために、イマジナリの仲間たちと共に数々の困難や冒険を乗り越えていくストーリー。



スタジオポノックによる美しい背景と繊細に描かれたアニメーションに加え、新たなデジタル技術を用いたフランスのクリエイターとのコラボレーションにより、これまで手書きアニメーションでは表現できなかった日本初の表現方法を取り入れた映像は、本当に美しく、イマジナリの世界にどんどん引き込まれていきます。


個人的な感想ですが、


物語が進むにつれ、アマンダの心情が明らかにされていき、アマンダとラジャーの存在を通して大人になっていくというのはどういうことなのか、そして家族の繋がりなど、、さまざまな示唆を与えてくれる内容でした。


子供から大人まで楽しめる、個人的におすすめしたい映画。


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