関脇若隆景が、若手の琴ノ若を、一気の寄りで下しました。
ただ、前日6敗目を喫し、大関昇進の足掛かりとなる二けた勝利は逃しました。
大関に最も近いと言われながら、もたもたしています。
あれだけ稽古してきているのに、どうしたの?大きな疑問でした。
力士の成長は、稽古などに真面目に取り組むかどうかだ。
直接取材してきた力士、親方などの話を聞きながら、長年そう思ってきました。
しかし11日目にテレビで相撲解説をしていた宮城野親方(元横綱白鵬)は、真面目過ぎるからだといいました。
若隆景がもたついているのはなぜか、という話の中で出てきたことです。
その中で宮城野親方は、若隆景は稽古のし過ぎかもしれない、体を酷使しすぎてその疲労が抜け切れず、それが本来の動きを妨げている感じだ、と指摘しました。
今の力士は稽古不足、足りないと、しょっちゅう聞いています。しかし稽古のし過ぎ、なんて言われる力士は、あまり聞きません。
確かに若隆景は、周囲や親方などの話を聞いても、本当によく稽古しているようです。場所前の発言も、真面目一筋でした。
昨年春場所に初優勝して以来、もう一つ上(大関)をめざすとはっきり目標を語り、稽古に励んできました。それでも序盤で負けがこむことも多いため、さらに稽古に打ち込む。132㌔の軽量の体で、大きな力士にぶつかっていくためには、稽古で磨いていくしかない。
宮城野親方は、それが体の酷使につながっていないかと、心配しているわけです。
オーバーワークになって、本来の動きができなくなっては、元も子もない、と。
いまさら真面目な性格を変えることは、ちょっと無理でしょう。
ただ、存分に稽古を積みながらも、リラックスして体と心を整える。これが、もう一つ上に駆け上がっていくカギかもしれない。
人間、真面目も度が過ぎると身も心も硬くなってしまうんですかね。
自分のことを言われているみたい…
![]()
↑ランキングに参加していますので、ポチッと応援していただけると嬉しいです