あまり気が進みませんが、またまた大関の話です。
正代(しょうだい)が8日目、大栄翔に押し出されて7敗目を喫しました。
同じ1勝6敗と、まだ調子が上がっていない大栄翔の突きにのけぞるなど防戦一方。しかし大栄翔の迷いのない突き押しにあっさり屈しました。
これで正代はまたもや、大関カド番危機の絶壁に立たされました。先場所後半に見せたあのエネルギーは、どこにいってしまったのでしょうか。
気になっているのが、簡単に勝負をあきらめてしまうこと。
前日の錦木(にしきぎ)戦もそうでした。攻め込まれても何とか反撃してやる、最後まであきらめないぞという気迫が、まるで伝わってこないのです。
それでも、横綱とともに相撲界を背負って立つ大関ですか。
厳しい勝負の世界。対戦相手は生活と将来をかけて、必死です。
勝敗は結果であり、全力を尽くしても勝てないことだってあります。
大関であっても、いつでも、万全の体調というわけにもいきません。
しかし力士という道を選んだ以上、どんな状況に置かれようと、ただひたむきに努力する、たたかう。それがプロ力士ではないですか。
大関まで上がりながら、けがと慢心で序二段まで落ち、そこからまた、死に物狂いの努力で横綱まで駆け上がってきた力士が、すぐ身近にいるのです。
あの気迫が正代からは全く伝わってこない。寂しすぎますよ。
どうしても体調がすぐれなければ、休んで、しっかり体をつくり直して、最出発すればいいんです。いくらでもやり直しができるのが相撲であり、人生じゃないですか。
半端な気持ちで大関の地位にしがみついている姿は、少々見苦しすぎます。
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