相撲部屋の土俵を2面にするという話が関心を集めています。
進めているのは、元横綱稀勢の里(二所ノ関親方)。出身地の茨城県に新しい部屋を建設中で、5月に完成する予定ですが、そこに土俵を2面つくるというのです。
大学の相撲部では2面備えているところもありますが、プロの相撲部屋では、多分初めてです(もしあったらごめんなさい)。
これまで多くの相撲部屋を見てきました。どこでも1面の土俵で、番付下位の力士から順に上がって稽古。
土俵に上がらない力士はその間、土俵の周囲で四股を踏んだり、すり足の稽古、鉄アレイなどで筋力のトレーニング、テッポウ柱をドスンドスンと突き、押しの稽古を積んでいますが、どの部屋も土俵周囲の狭いこと。大きな体の力士がひしめいている!ところもあります。
そのため、基礎げいこもやめて他の力士の稽古をじっと見ていたり、十両以上の関取になると、周囲の力士と談笑したり。中には、遅い時間に出てきて、土俵の周囲でボーっとしている力士も、時々見かけます。(土俵のそばで話が弾んで稽古もせず、親方に怒られた力士が、先日いました…)
他の力士の稽古や動きを見て、研究することは大事です。四股、すり足、テッポウなど基礎的な稽古は欠かせません。
それ以上に、自身の動きを試したり、強化するには、実践的な稽古を積むことが、より重要なのではないか。
どの部屋でも、土俵にあがるまでの待ち時間が長すぎる印象があります。土俵がせめてもう1面あれば、もっと実践的な稽古もできるのに…。
長年あちこちの稽古場にお邪魔しながら、そんなことを考えていました。
二所ノ関親方は、2面の土俵構想について「効率もいいし、(力士の)待ち時間もなくなる」と語っています。
新しい試みが相撲界に新しい風を吹き込みそうな予感もします。
5日目の土俵に突風が吹きまくりました。
横綱照ノ富士は平幕・玉鷲の厳しい押しに尻から落ちて2敗目。新大関の御嶽海が〝キーマン〟霧馬山の鋭い寄りに屈しました。一方、4連敗中の大関正代が、奮起して初白星!
〝荒れる春場所〟から目が離せなくなってきました。
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