初めまして。よっちゃんです。
ブログは初心者。初めて参加します。
パソコンは普段使っていますが、ほとんど自己流。仕事に必要と必死にキーボードをたたいてきました。今度は自分のブログで、通算20年間取り組んできた大相撲取材のなかで感じてきたことを、みなさんと一緒に考えていきたいと思いました。
まず、先日幕を閉じた春場所のこと。
けがで序二段まで陥落しながらふたたび大関まで駆け上がった照ノ富士はすごい、の一言に尽きます。最初大関に駆け上がったときは力任せの取り口も多く、おおい大丈夫かと不安を感じてきました。
けがで急下降したものの、復活したいという気持ちは本物だと思い、もう一度応援し始めた次第。最近の活躍には涙もこみ上げてきます。ただ新聞、雑誌などが書きまくっているので、省略。
今回は学生相撲出身力士について考えます。
横綱不振のあいだにスルスルと大関に駆け上がった朝乃山、正代。2横綱がまたまた不在というのに、春場所はほとんど優勝争いにも絡めず。正代に至っては負け越し。来場所は大関維持か転落かというカド番です。幕内で2回も優勝している小結御嶽海も千秋楽に勝ち越すのがやっとでした。期待も大きい学生相撲のエリートだった彼らがなぜこんな実情なのか。言い分はあるでしょうが、情けなさすぎないですか。
子どもの日常から相撲が消え、基盤がやせてきている中で、学生相撲出身者は間違いなく日本の相撲界のエリートですよ。最高位の横綱が不振をかこっているとき、彼らの役割はますます大きくなっているし、次の横綱という熱い期待も当然です。なのにそれに応えることができない。幕内の優勝者が毎場所のように変わっていますが、ほとんどがいわゆるたたき上げの力士です。
どうした、エリート力士たち!と言いたいところですが、なぜ力が発揮できないのか。独断と偏見で考えてみます。(次回に続きます)
