想像してみてください。

もし、愛し合う人がいて、その人と同じ夢を持っていて・・・

そして、相手だけがその夢を叶えてしまったら、貴方はどうしますか?

今日は悲しいほどの恋愛映画。

「恋愛寫眞」



誠人(松田龍平)は大学を卒業してプロカメラマンになって3年が経った。

プロって言ったって売れないカメラマン。

しかもプライドだけは高くて、きょうも仕事先でモメテしまう。

そんな時、別れた彼女から3年振りに手紙が来た。

その内容は、彼女が「NYで写真の個展をやるので観に来てください」と書いてある手紙と、NYの風景が写った写真だった。


3年前。

出会いは突然だった。

写真部の誠人は、突然キレイな女性に声をかけられる。

「そのカメラで撮ってくれない?」

うなずく誠人をみて彼女は、付き合ってた彼を連れてきた。

そして、

「チャンと撮ってね」と彼女。

キスをするのかと思った瞬間、彼女は彼を殴っていた。

それが静流(広末涼子)との出会いだった。


静流は不思議な女性だった。

明るくて、つかみ所のない女性。

そして教授と不倫している・・・そんな悪い噂ばかり。

でも、それが誤解だったと誠人がわかった時、静流は誠人のアパートに一緒に住みはじめる。


付き合って行くうちに、誠人の写真に興味を抱く静流。

一緒に写真を撮って行くうちに、誠人は静流の写真に嫉妬しはじめる。

そして、2人で応募した写真コンテストに静流の写真だけ入選した時、誠人の恋は終わった。

静流は誠人がプロカメラマンになるまで待ってる・・・と言う言葉を残して。


突然の手紙も破り捨ててしまった誠人。

しかし、同窓会で「静流が1年前にNYで死んだ」と言う噂話を聞いた時、彼はNY行きの飛行機に飛び乗っていた。

一枚だけ残った写真を手がかりに・・・



コレもオチが悲しい純愛映画なんです。

だから観ながら泣くんです。

でも良かった。

監督は「池袋ウェストゲートパーク」や「トリック」の監督でも有名な堤幸彦。

あの独特なカメラワークは時にはクド過ぎますが、別れのシーンなどとっても心に響くシーンもありました。


アメリカで静流を当てもなく探す誠人。

彼の必死さは感動したし、なんと言っても、このときの広末涼子はとってもキレイだった。

こんなに魅力的な人だとは思わなかった。

ファンになっちゃいました・・・えっ?もちろん今もキレイですよ(笑)


恋愛寫眞


【コレから散歩するときはカメラを持って歩こう!って思った度 ☆☆☆☆☆】


2003年【日】

監督 堤幸彦

出演 広末涼子 松田龍平 小池栄子 他

今年は犬年らしいです(笑)

つー訳で、犬らしい映画の紹介をしようと思い、ビデオ屋さんで見つけました!!

今日の映画は「ジョゼと虎と魚たち」!!


・・・ん?どの辺が「犬」っぽいかって?

それは最後まで読んでのお楽しみ。



大学生の恒夫(妻夫木聡)は今日も深夜まで雀荘アルバイト。

常連さん達の噂話を耳にする。

「早朝に乳母車を押している老婆がいる・・・」

ある人は、孫のミイラが乗ってるといい、ある人は大金が入っていると言い、ある人はヤクを運んでるという。

早朝、恒夫が犬の散歩をしていると乳母車を押した老婆に遭遇する。


乳母車の中には恒夫と年の違わない女性が乗っていた。

そして、その女性は足が不自由だった。


彼女は自分のコトをジョゼ(池脇千鶴)と言う。

その不思議な魅力に恒夫は、彼女の香苗(上野樹里)がいるにもかかわらずに、惹かれていく。

不自由な体なのに、常に前を観て生きて行く素直ではないジョゼ。

助けられるのは俺だけと思う恒夫。

恋に落ちる2人に待っている結末は・・・



久々に純粋なラブストーリーをみました。

芯の強いジョゼと、どっちかつーとフラフラしてイマドキの男の子の恒夫。

初めは下心があって接していた恒夫がジョゼの魅力に見せられてしまう様子。

素直ではないジョゼの、徐々に恒夫に心を開いてく様子は観てて心が温かくなりました。


「帰れ!と言われてホンマに帰るヤツには用はない!!」

「友達になれる女性と、なれない女性がいる。ジョゼは・・・」

などなど、随所にイイ台詞が沢山ありました。


オチは・・・観てのお楽しみですが、池脇千鶴・・・いつの間にか大人になりましたねぇ~ビックリです(笑)


えっ?ドコが「犬」ッぽかって?

・・・監督が「いぬのえいが」でおなじみの犬童一心さんです(笑)


ジョゼ


【自分ならどうするだろ・・・ピュアな純愛度 ☆☆☆☆☆】


2003年【日】

監督 犬童一心

出演 妻夫木聡 池脇千鶴 上野樹里 新屋英子 他

みなさん今晩は。

新春特別企画、「すもログ 名作劇場」(笑)

2日目の今日は、リメイク映画が上映中の「キングコング」!!



1976年のアメリカ。

大手ガソリン会社で働くウィルソン(チャールズ・クローディン)とバークリー(ルネ・オーベルジョワノ)はビジネスチャンスに飛びついた。

そして船は出港した。


一年中、雲がかかったその場所には島があると言う。

衛星写真にも不自然に多い二酸化炭素が確認される。

そこには未開発の油田が眠っていると確信した彼らは、その島に向かっていた。


その説に異議を唱えたものがいた。

考古学者で出港した船に隠れていたジャック(ジェフ・ブリッジス)は、その島には油田ではなくて未知の生物がいる。

そして、過去に訪れた探検隊もいて、すべて帰らぬ人となった・・と主張する。

しかし、金に目が眩んだウィルソン達はジャックの知識だけを利用しようと仲間に加える。


ドワーン(ジェシカ・ラング)は乗っていた船が炎上してしまい、彷徨っている所をウィルソンの船に助けてもらう。

女優志望の彼女はたちまち船のアイドルに。

未開の島についた時、彼女はバカンスのつもりで、ジャック達と島に上陸する。


上陸した彼らが目にした物は、砦だった。

それも、高さ20メートルは超えようかと言う大きな砦。

この島に住人がいると言うジャックと、コレは古代遺産だと言い張るウィルソン。

その時、砦の奥から太鼓のリズムが聞こえてきた。


中では原住民が儀式をしていた。

「♪コング~コング~♪」

結婚式のような儀式は、神への生贄儀式だった。

原住民に発見された彼らは、ドワーンをさらわれてしまう。

そして、さらわれたドワーンが目を覚ましたとき、そこは生贄の祭壇で、目の前には20メートルはあるゴリラがいた・・・



1976年に製作されたコノ映画・・・今観ても面白い。

そして、言葉は話せないけど、喜怒哀楽がハッキリわかるキングコングがキュートです。

ドワーンも最初は怖がりますが、コングの優しさに徐々に心開いていきます。

しかし、その島に、使える油田がないとわかったとき、ウィルソンがとった行動はゴングの生け捕り。


原住民の神までをも金儲けに利用しようとする彼。

止めるジャック。

捕らえられたゴングを観てジャックは言います。

「我々はアノ島を荒らして、神まで持ち去ってしまった・・・アノ島の人達はどうなるのだろう・・・」

そして、アメリカに持ち帰ったコングが起こす悲劇とは・・・


ウィルソンもそうだけど、コングが唯一心を開いていたドワーンまでもが欲に目が眩む。

その中で、コングの、とてもキレイで輝いている目が印象的でした。

見た目は怖くても純粋なゴングのラストシーンは涙が出ましたよ・・・・よみがえって「キングコング2」ってのは、さすがに観る気が起きないけど(笑)


きんぐ~


【ピュアな瞳が素敵度 ☆☆☆☆☆】


1976年【米】

監督 ジョン・ギラーミン

出演 ジェフ・ブリッジス ジェシカ・ラング チャールズ・クローディン ルネ・オーベルジョノワ 他

明けましておめでとうございます。

今年こそはランキング300番代脱出を目標に頑張ります(笑)

つーわけで今年もヨロシク♪

さて、新年一発目はオードリー・ヘップバーンとグレゴリー・ペッグが奏でる恋の名作「ローマの休日」

アン女王(オードリー・ヘップバーン)はヨーロッパを訪問中。

ヨーロッパは楽しいか・・と思ったら、代一子の国王候補だけあって色々忙しい。

今日も一日、イヤイヤスケジュールをこなしたと思ったら、明日は明日でマタ多忙な日々。

「もういや~!!」

ヒステリーを起こして、お医者様に鎮静剤を打たれてしまう。

そして、皆が安心した・・・と思わせたところで、脱走してしまう。

ジョー・ブラッドレー(グレゴリー・ペッグ)は夜の街をさまよっていると、ベンチで寝ている女性を見つける。

「お嬢さん・・・こんな所で寝てると風邪引きますよ・・・」

どうも女性は酔っ払ってるらしい。

何度も家に帰るように諭しても話しにならない。

人のイイ彼はタクシーに乗せて家まで送ろうとするが、よってる感じの彼女はナカナカ家に帰らない。

タクシーの運ちゃんに「警察に運びますか?」と聞かれて、仕方なく家に泊める。


朝起きると、そこは知らない部屋だった。

だぶん、昨日打たれた鎮静剤が効きすぎた・・・でもココはどこ?

そして、今まで着たくても着れなかったパジャマを着てる。

そして、コノ知らない男性は?

昨日、夢で見た、親切にしてくれた男性そっくり。

そうだ・・・私は昨日、逃げ出してきたんだ。

アン女王は、アニーと言う女学生寮から逃げ出した生徒・・・とウソをついて、彼の家から立ち去る・・・一回、彼の元に戻ってお金を借りて・・・


ジョーは朝刊を読んで知っていた。

この、長椅子に寝ている女性は、女王様だ。

新聞社に勤める彼は、コレがトクダネの匂いがする事に気がつく。

帰ると言う、彼女は止められない・・・お金か貸した彼は、彼女を尾行する・・・


まっすぐ帰ると彼に言いながら、借りたお金で、靴を買ったり、髪を切ったり、アイスを食べたりするアン。

「自由に行動する」

それが彼女の夢だった。

ローマで偶然、昨日家に泊めてもらった彼に会うと、夜までの約束でデートをはじめる。

しかしその頃、王女の脱走を知ったお城に人々は大パニックになっていた・・・



いやぁ~名作です。

CGがなくても、モノクロでも、コレと言った展開がなくも名作です。

オードリー・ヘップバーンも素敵だし、グレコリー・ペッグもカッコイイ。

今観てもカッコイイってのはスゴイ!

そして、淡い恋。結ばれない恋。

でも、アンがお城に帰って話がオシマイ・・・じゃなくて、もうヒト展開あるんです。

コレがちょっと切なくて、ココがあるから名作なんだなぁ~って思ったりします。


ローマ


【今年こそは逆玉の輿度 ☆☆☆☆☆】


1953年【米】

監督 ウィリアム・ワイラー

出演 オードリー・ヘップバーン グレコリー・ペッグ エディ・アルバート 他

劇場で観た映画が民放で放映されてるのを観ると思う事がある。

・・・なんで、あのシーンカットしてるんだろ?・・・

まぁ、時間枠に収めないといけないのはわかるけど、「ココは重要だろ!!」って思うことがある。


でもね、逆の事があったんです!!

今までTV放映しか観たことなくて、「ただのラーメン話だろ!」と思ってたら、もっと奥の深い話だった。

今日の映画は伊丹十三監督、1985年度作品。「タンポポ」



トレーラの運転手ゴロー(山崎務)と相方ガン(渡辺謙)。

長い運転に飽きたガンはラーメンの正しい食べ方って本を読みはじめる。

「初めに匂いを嗅ぎ、そしてラーメンの表面を箸でなでるように・・・」

あ~腹減った!!

ゴロー達は近くのラーメン屋を見つけて入る。


そのラーメン屋、女性が一人でやっていた。

彼女の名はタンポポ(宮本信子)。

そして店には柄の悪い男達がタムロッテいた。


ゴロー達がラーメンを頼むと・・・マズイ・・・しかも、柄の悪い男達のボス、ビスケン(安岡力也)に絡まれる。

柄の悪い男6人 対 ゴロー

負けはしなかったが、ボコボコにされたゴローは、次ぎの日、タンポポの家で目を覚ます。


手作りの朝ご飯をタンポポにご馳走されてゴローが一言。

「普通の飯はウマイのになぁ~・・・」

夫をなくして、女手ヒトツでマズイラーメン屋を切り盛りしていたタンポポは、ゴローにうまいラーメンを作りたい!とお願いする。

かくして、タンポポとゴロー達のうまいラーメン・・・行列が出来るラーメン屋を作る物語が始まる・・・



だいぶ昔にTVでコノ映画をみました。

その時は、俳優もヨクわからず、ただのラーメン話・・・と思ってたんですが、改めて観てビックリ!!

多分、その時はカットされてたんだろうけど、ラーメン屋の話と交差するように、イロイロな「食」に関するエピソードが散りばめられています。


死ぬ間際まで食にこだわる白い服の男(役所広司)。

フレンチレストランで右え習えの注文をする客を相手するウェーター(橋爪功)

スーパーで食べ物をイタズラする老女を追いかける店員(津川雅彦)

映画館でポテチをバリバリ食べるカップルの女性(松本朋子)

危篤の妻に「飯を作れ!」と涙ながらに元気つける夫(井川比佐志)

そば屋でのどを詰まらす老人(大滝秀治)

そのお抱え運転手で料理人(桜金造)

みんな、それぞれ食にこだわりを持っています。


そして・・・今見ると、豪華なキャストだなぁ~・・・・もう二度と揃わない様な豪華さです。

なおかつ、みなさん(あたりまえだけど)若い!!

役所広司なんて、最初に観て誰だかわからなかったデスw


あ~・・・また、老後の楽しみに取っておきたいDVDが一つ増えました(って、その頃までDVDつーメディアが残ってるんだろうか? 笑)


タンポポ



【コノ映画を見るとラーメンが食べたくなる度 ☆☆☆☆☆】


1985年【日】

監督 伊丹十三

出演 山崎務 宮本信子 渡辺謙 安岡力也 役所広司 加藤嘉 津川雅彦 井川比佐志 橋爪功 他