このGW前後で知るに至った新進ミュージシャンネタはさすがに尽きた。本日の記事は岩崎宏美歌唱による「ぼくのプルー」という作品のことを。
「ぼくのプルー」という曲はNHKみんなのうたで1977年2月~3月に流れた歌で、確か「小犬のプルー」の続編だったと記憶している。ある日(おそらく)飼っていた小犬のプルーがいなくなってしまった主人の哀しみを、岩崎宏美さんがあの美声で比較的抑え目なトーンでもって情感豊かに歌った哀しい名曲。アニメーションは佃公彦氏だったんじゃないかな。幼い頃テレビで観て子供心にあまりにも哀しくて泣いてしまった。
以来シングルをずっと探し続けてたのだが全然見つからず、おそらくカットされてなかったんだろうと思うこの思い出の曲が、なんと去年紙ジャケリマスター再発の際にボーナストラックという体でひっそりとリリースされていたのだった。全然知らなかった。過去出てたみんなのうたオムニバスのCDでは、確か他のシンガーの人が歌ってて、なんとかそれは入手できたものの、この岩崎宏美Ver.にだけはどうしても出会えなかったのだ。たぶん初リリースだろう。よくマスターが残っていたものだ。初めて触れてから34年目の邂逅。待った甲斐があったが、なんとも凄い話だ。。。
34年ぶりに聴いてやっぱり泣けてしまった。。。