本日チャリに乗ってる時のBGMは久々にフォークとソフトロックだった。しばらく聴いてなかった Foley & Kavanaugh 「The Summer will Rise」 があまりによかったので書くことにする。


なに大丈夫よ

Foley & Kavanaugh / Ways to Get Through (US '73 M Records MK 37-167)


クリスチャンフォーク自主2枚組名盤。一時ちょっと高いときもあったが今は比較的プライスも安定してるような気がする。高架下に佇むFoleyとKavanaughを捉えたモノクロのゲートフォールドジャケからしてよさげなヴァイブをびんびん感じてしまう。


件の「The Summer will Rise」はSide D 、つまり2枚目のB面に収録されている。タイトル読んで字の如く夏の到来を歌うフォークナンバー(おそらくね)。シンプルなギター演奏と二人のコーラスワークだけなんだけど、まるで入道雲がゆっくりと大きくなってゆくかのように、夏が立ち上がってくる感じを見事に表現している。


個人的な脳内映像では黄昏時、海そばの草丈が長めの青い草原に海風が一陣吹き渡る。風は強く吹いていて草原が永遠にたなびくのが見える。


そう、夏は夕刻に海からやってくるのだ。