本日も一日中雨のうざったい天気。昨日から腹をこわし調子が悪い。しかし気合を入れて行ってきたのは神保町シアター。今日は「喜劇駅前漫画」である。


森繁、フランキー、伴淳、三木のり平。いつものメンツに山茶花究、池内淳子、大空真弓、淡路恵子、中村メイコ、黒柳徹子、横山道代、松山英太郎、左ト全という布陣の’66年、駅前シリーズ第15作目。

当時大人気だったオバQとおそ松くん、原作者の違う二つのキャラを大フィーチャー。脚本のところに藤子不二雄と赤塚不二夫のWフジオの名前が書かれてあった。キャラ産みの親への配慮だろうな。それにしてもオバQとおそ松くんの共演とは凄いな。今じゃ無理だろう。大らかな時代だったんだな~。


絵師の森繁と漫画家のフランキーとオモチャメーカーの伴淳が繰り広げるドタバタ喜劇。

なんと言っても見物はアニメーションでオバQと共演する伴淳の夢のシーン。実写との合成があったり、フルアニメーションがあったり。’66年当時でもクオリティーは抜群。日本アニメって凄いね。非常によくできていた。

フランキーの夢では実写のオバQが宇宙空間に多数登場。これはシーツみたいな白い布でこしらえてありちょいチープだったのはご愛嬌。

若かりし頃の黒柳徹子もイエイエなファッションだし、横山道代もアップリケだらけのサイケな服で最高。森繁もロン毛のカツラでおもしろかった。森繁さん、この時で53歳。それでも若い若い。駅前シリーズの時の森繁はほんとにいいな。相変わらずオイシイとこ持ってくんだけど、彼主演のシリーズだからこうなるわな。


とにかく珍作であった。DVDにはなってないのかな?版権の問題とかで出せないのかな。DVD欲しいな~。


今回、神保町シアターはほんとにいい劇場だとあらためて感じた。今日わかったのだか、各椅子になんと小さなテーブルが格納されてあった。飛行機のアレです。こんな映画館初めてだ。他にもあんのかな?ソファも広く座りやすいし一列づつ配置はズラしてあるし画面もデカイしで言うコトなす。贔屓にしようっと。


映画終ってからさぼうる2で必殺のスパゲティを。今日はイタリアンなる塩胡椒味を初めて食べた。

こちら、もともと凄い量なのだが本日は大盛りにトライ。出てきたスパはあっさりしていてペろりと戴けた。

これにアイスコーヒーつけて1000円也。おいしゅうございました。

しっかしさぼうるのお隣にあるお寿司屋さん「六法」が気になる。食べログ見ると高評価。近く行ってみようと思う。


最近落語カフェといい神保町シアターといい、神保町に来ることが非常に多くなった。学生以来じゃないかな。

相変わらず魅力的な街だ。尊敬申し上げる岡崎さんのように古本屋の店頭均一台でいいものを釣り上げるセンスと知識はまだまだだが落語と映画、ちょこちょこ来る目的を見つけた。神保町隅々まで勉強しなきゃな。


明日は待ちに待った国立演芸場「白酒むふふ」である。楽しみだな。むふふふふ。。。。