論語と算盤 渋沢 栄一 (著) | 大学生の読書感想文

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こんばんは!サマーです(^^)/

アフィリエイトの審査に通りました!ばんざい!!

 

 

さてさて。今日読破した本はこちら。

福沢諭吉に代わる新1万円札の顔として話題になっている渋沢 栄一の

「論語と算盤」でございます。有名な自己啓発本ですね。

 

渋沢栄一といえば、多くの会社の設立に携わり、パリ万博に行き株式会社を日本に

取り入れたというものすご~くすご~~く偉大な方です。

どうしたらそんなすごくなれるの?と思ったらこの本を読むべきです。

読んだところで渋沢栄一には追い付けそうにもありませんが笑、

どう働きどう生きるべきか?というヒントを与えてくれます。

 

驚くべきことに、この本は100年以上前に書かれているのです。

なのに、まるで本人から直接話を聞いているような、不思議な感覚に陥ります。

渋沢栄一の言うように、時代は変わっても、道徳は時が経っても

変わらないのかもしれませんね。

 

では、私が実際に付箋を貼ったところを少し紹介させていただきたいと思います。

 

まず、「争いはよいのか悪いのか」ということについて。

渋沢栄一はこれを先輩社員と後輩社員に例えて説明しています。

争いは、100%悪ではないのです。そこから何か得るものがある限り、

争いも必要不可欠となってきます。ただ相手に優しくするだけでは進歩も成長もできないので、

たまには争いを恐れず相手と向き合うべきだという考えがなるほどなと思いました。

私も嫌われるのが怖いという思いから、八方美人になってしまうというか、

相手の意見を否定できずに嘘をついてしまうことがあるので、気を付けたいです。

 

次に、第二章の「立志と学問」から。

志を立てることは、人生という建築の骨組みであり、ちいさな志はその飾りなのだ。

だから最初にそれらの組み合わせをしっかり考えてかからないと、後日、

せっかくの建築が途中で壊れるようなことになりかねない。志を立てることは、このように人生にとって

大切な出発点であるから、誰しも簡単に見過ごすわけにはできないのである。

これは、読んだ時にほ~!と思いました。

私自身の長年の悩みが、「人生の目標が見つからない」だからです。

やはり「生まれてしまったのでただ闇雲に生きる人生」より、

「目標に向かって邁進し努力する人生」の方が遥かに豊かであると思うのです。

よく考えるのが、私は、自分のお葬式の弔電でなんと言われたいのだろう…ということ。

”努力家で勉強家であれ。”と渋沢栄一。そんな風に言われたいものです。

これからは、それを骨組みとして、生きていこうと思います。

 

他にもたくさん付箋を貼ったのですが、

全部書くのは疲れてしまうので笑、詳しく書くのはここまでにしようと思います。

他には。。。

  ・人はよい習慣を身につけなければならない。つまり、勤勉や努力の習慣が必要なのだ。

  ・お金は大切にすべきものであり、同時に軽蔑するべきものである。

  ・競争は勉強や進歩の母なのである。

  ・たとえ事前に定まっていたとしても、自分で努力してその運を開拓していかないと、

   決してこれを掴むことはできないのだ。

などなど、本当に全然書ききれないのですが、心に響く言葉がたくさんでした!

 

 

この本は現代語版なので読みやすくはなっているのですが、

なかなか内容としては難しいので、私は最初に中田敦彦さんの動画を見てから

読み始めました。

(中田先生のYouTube大学は本当~に面白くて、ほとんど見尽くしたんじゃないか

というほど見ています笑 ファンです。) 

 

なので、気になるけど本買うのはな~という人や、読む前に先にざっと

重要なポイントだけ頭に入れておきたいな~という人はぜひ!中田先生の!動画を!!

見るのです!!!(ステマじゃないからね笑)

 

 

 

 

ピカピカの一万円札に印刷された渋沢栄一を見る日が待ち遠しいです。

 

ではまた!

さんぱいじゅんぱ。