『風立ちぬ』を観に行きました。
詳細はうろ覚えな程以前に小説の『風立ちぬ』を読んで、汽車のシーンが好きだったことを思い出しました。
夕飯は鮭にしました。
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只今絶賛積み本消化期間。
・モンゴメリ『赤毛のアン』
・ワイルド『ドリアン・グレイの画像』
・シュトルム『みずうみ』
・星新一『ブランコのむこうで』
・篠田真由美『琥珀の城の殺人』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』
・曾野綾子『幸福という名の不幸』
・乙一『Arknoah1 僕のつくった怪物』
・北野勇作『ヒトデの星』
・小野不由美『鬼談百景』
・笙野頼子『だいにっほん、おんたこめいわくし』
・松浦理英子『奇貨』
・田中慎弥『共食い』
・ユイスマンス『さかしま』
たまに『きのこ絵』なんかも眺めたりしています。まだまだもりもり消化中です。その代わり、積みゲーが増えました。『吉里吉里人』を読み終えたらゲームしようと思います。
・モンゴメリ『赤毛のアン』
小学生の時に読んだことがあったような無かったような。髪を緑色に染めてしまうところしか憶えていなかった。が、もっと早く読んでいればよかった。アンが生き生きとしていて、おしゃべりが本当にうるさい。
アンの成長ぶりに、ジョルジュ・サンドの『愛の妖精』を思い出して読み返した。こちらも面白かった。
・ワイルド『ドリアン・グレイの画像』
こういう悪魔的な話は好きだな。
・シュトルム『みずうみ』
「僕は以前、あの花と親しかったことがあるんだ」
余韻が哀しいですね。良い本です。
・星新一『ブランコのむこうで』
ショートショートの神様の長編小説。夢の中から抜け出せなくなった少年が、色々な人の夢の中を旅するお話。構成は連作短編。ブラックさはそんなにはないけれど、夕暮れの街の夢で追い掛けられるシーンにぞっとした。
・篠田真由美『琥珀の城の殺人』『未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿』
『琥珀~』は外国が舞台のミステリー。雰囲気が重々しくて素敵です。探偵役のフランチェスコ・プレラッツィは見た目は三十代、波打つ銀髪に皺一つない顔、大理石の彫刻のような、美しくはあるがおよそ人間らしい血の気を感じさせない容貌…と言われると、アニメの『岩窟王』の伯爵しか思い浮かびませんでした。台詞が中田譲治の声で再生されます。困りました。
『未明の家~』は現代が舞台のミステリー。シリーズの第一作目。主人公がまた美貌という。なんだかちょっと恥ずかしくなりました。だって普段は前髪と眼鏡で顔を隠しているんですよ。でも実は素顔は…なんて、眼鏡を取ったら美少女でした、みたいで、うわあ。キャラクターが個性的なのは素晴らしいけれど、肝心のミステリー要素が霞むのはどうかなあと思いました。
・曾野綾子『幸福という名の不幸』
知人に曾野綾子を薦められて、初めて読んでみた。時代背景のせいなのか、『氷点』に雰囲気が近いような気がした。話は主人公の黎子が社長秘書として働きながら悩みながら生きていく話。いつの時代も女性の悩みはそう変わらないものですかね。
これは完全にこちらの落ち度だけど、どうにも『ガラスの仮面』のマヤと速水若社長に見える。困る。
他にも著作を読んでみようと思うけど、何がいいだろう。
・乙一『Arknoah1 僕のつくった怪物』
やっぱり乙一は上手い。
・北野勇作『ヒトデの星』
ハヤカワSFJコレクション。若干難しいところもあるが、この作者は好きです。ヒトデからつくられたヒトに似たヒトデナシ、なんでも作れる工場が世界を泥の海に変える。どことなくおとぎばなしのような。
・小野不由美『鬼談百景』
怖い話をまとめた本。ストーリーとかはないけど、怖いものは怖い。時々ロマンチック。
ところで夏になると『屍鬼』を読みたくなるね。
・笙野頼子『だいにっほん、おんたこめいわくし』
三部作の一作目。でもお腹いっぱい。ぶれないなあ。
・松浦理英子『奇貨』
面白かった。中年男とレズビアンの女性の同居生活。性別を超えた友情が成り立っているように見えて、確かに二人の間に恋愛感情や性的なものはないけれど、やはり成立しないのは人間だからか。嫉妬、羨望、好奇心の結果は、奇貨のように得難い人物を失うことだったという。
・田中慎弥『共食い』
映画化しても面白い作品なんじゃないかと思う。純文学には珍しく。読んでいると閉塞感やどうにもならないやけくそな感じがしてくる。
・ユイスマンス『さかしま』
描写しすぎだろう、これは、いくらなんでも。九割が何かについて論じている。凄すぎるし容赦がない。
読んで良かった。でも真似は出来そうもない。圧倒された。
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先日、真夜中に怖い話(八尺様という話)を読んでいる途中に知らないアドレスからメールが来ました。一見メッセージがなく空メールかと思いきや、下までスクロールがずっと続いていて…。
しきりに窓をこつこつとノックする音、そしてカリカリと引っ掻く音がする中で得体のしれないメールなど読めるものじゃありません。しかし真夜中。寝るのも怖い。かと言って起きているのも怖い。怖い話は途中で止めるのも怖い。
結局最後まで読んだ後、寝ていた犬を起こして撫で回しました。迷惑そうだった。でも癒される。窓の音は明かりに引き寄せられたカナブンでした。
それから朝、メールを最後まで確認したら出会い系でした。怒りよりもほっとしました、そして即着信拒否しました。迷惑すぎですいいかげんにしてください。
しかし、人は怖いと思うとなんでも怖く思えてしまうものですね。迷惑メールに心底怯えることなんて普通じゃあり得ません。カナブンに怯えることも。状況さえ揃っていれば、確かに在りもしないものを見たり聞いたりするのも不思議ではないです。その想像力を良い方へ使えたらいいのですけれどね。感情をコントロールするのは難しいです。
それからもうひとつ教訓を得ました。もう二度とネットオークションはしません。携帯にまで迷惑メール来たの初めてだよ、まったく…。
それでは長くなりましたが、また。
さようなら。
『風の匂いに怯えている…』