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サマーリのブログ

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僕には幼いころ見た世界と今見ている世界の違いに少々戸惑っている。
僕は今、ドイツの金持ちの家に引き取られて生活している。

幼いころの記憶について少し話そう。
一面荒野が広がり、濃い赤紫色の空… 僕はそんなところで両親を殺された。
僕のかつて住んでいたところには悪魔がいた。 僕らは悪魔に怯えながら生活する『普人』として生きていた。
悪魔は僕ら普人を食らう。 普人はそんな悪魔に対抗するために知恵を使っていた。 
しかし、同じように知恵を持つ悪魔が現れてからは僕たち普人は一方的に食われ、増えられる存在となった。

僕が3歳のころ、住んでいた村に知恵を持つ悪魔が2匹現れた。
僕らの村の人々は悪魔を倒すための能力を手に入れる研究をしており、生まれてから能力が手に入るように遺伝子操作されていた。
僕は、感情と身体の調子がぴったり合うという能力なのだ。 例えば、怒っていれば力が強くなる。 笑っていれば体の動きが軽くなる。 
といった単純な能力だ。 それに気づいたのはこっちの世界に来てからだ。
僕の両親は村の最後の生き残りだった。 最初は両親協力して僕を守りつつ、悪魔を一匹倒すという大健闘ぶりを見せたが、もう一匹の悪魔に食い殺された。
そして、僕は両親を食った悪魔の目の前で絶望していた。 全く動けなかった。しかし、そんなときに、一筋の光が見えたのだ。
悪魔がどこかへ消えたのだ。 僕はなんとか助かったのだ。 そう思っていた矢先、僕は知らないところへ来ていた。

目の前には大きなおじいさん。 すぐ後ろには15~16歳くらいのお兄さん。 そしてその後ろにはさっきの悪魔。
希望は絶望へと変わった。 しかし、後ろのお兄さんが僕をまた別のところへ移動させたらしく。 僕の目の前には緑色の草が生い茂る大きな平原があった。

そこで出会ったのが、僕の育ての親、エリザベータさんとジョニーさんだ。
二人は僕とであってすぐに僕を家に招いてくれた。 僕の住んでいた世界とは大違いの大きくて広い家だった。
そして二人は僕に言語を教えてくれた。『ドイツ語』なるもの、そして、『日本語』 ドイツ語は二人の祖国語らしい。 日本語は二人の娘さんが好きな国の言葉らしい。
数日経つと、金色の髪をした若い女の人が家に入ってきた。 その人にエリザベータさんは僕のことを紹介したのだ。
僕は自分の名前を知らなかった。 いや、今となっては忘れていたのかもしれない。 その若い女の人は僕について少し聞いて来たけど、やさぐれた表情をして、目が死んでいた。
きっと何かに絶望していた… そうあのころの僕のように。 ところが僕のいきさつを少し話すと、彼女は少し僕に興味を持っていた。
その女の人は僕に日本語で
「君に名前つけてあげマス。 あなたの名前は… ツ…、 …コハルがいいデス。 あなたは今日からコハル・メロディナです!」
と言った。 その女の人はシャインというらしく、メロディナというのはその人の家族の苗字らしい。 そしてその日から僕の名前はコハル・メロディナとなったのだ。 続く