上海ワケありお宿に我を放り込んだ、当時の社長のこと | いもくりの上海備忘録

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香港と台湾を共に食べ歩いた友人に送る上海食レポ画像のまとめ(2012年から約1年)。上海時代はすでに12年前・・記憶がおぼろになっており最近は直近の中国写真や自分のサラメシにおやつ、ほとんど出てこないけど中国語ネタとなっております。

私を従業員用かもしれないお宿に放り込んだ

 

当時の社長ですが、

 

実は嫌いでは全くありません。

 

従業員用の寮かもしれないお宿について

 

 

 

むしろ、独自の判断基準を持っていて

 

それに沿って確実に行動し、

 

要望がハッキリしててわかりやすい。

 

ブレてないって言うのかな。

 

イラつきもありましたが、その苛立ちが尾を引くことはなかったです。

 

 

 

ちゃんと律儀かと思ったら

 

いきなり自己中で厳しく、

 

急に優しいなど、

 

良くも悪くも中国人と日本人の特徴をミックスした感じでした(笑)

 

 

 

 

ちなみ中国人女性です。

 

ちなみに中国人従業員に対しては、

 

かなりボロクソ言っていたようです。

 

そういう内容を言う時は、わざと?中国語になっておりました。

どんだけディスってたんだ....?(-_-;)

 

 

 

 

 

そして、この社長が言ったことで、

 

最も覚えている言葉があります。

 

 


現地採用はイヤなんです。

 

たいした能力もないクセに、

 

給料だ、待遇だ、と要求だけは高い。

 

 

 

どうか現採の方、気分を悪くなさらず...

 

現在、現採で働いておられる方に対する言葉ではもちろんありません。

 

「この社長が出会った、たぶん数人から十数人の現地採用」の方への、

 

「この社長だけが思う」1つの意見です。

 

あと現地採用は日本人に限らないかもです。

 

 

こんな考えなんで、徹底的に嫌う社員もいましたし、

 

人は集まらず、入ってきても定着率も悪かった。

 

私の前に1人辞め、同期も辞め、当時いた人は

 

今もう誰もいないと思います、たぶん。

 

 

 

 

私もケンカしました。

 

でも、裏がないと思えたので

 

嫌いとか憎いとか思ったことないです。

 

 

 

 

で、私はこの現採に対するイメージにグサっと来ましてね。

 

 

 

クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

 

社長は中国人。中国のテキトーさがイヤで来日。

 

予想では80年代~90年代前半くらいに

 

日本に来たのではないでしょうか。

 

中国には戻りたくないです、と聞いたこともあります。

 

だもんで、中国人社員に対しては、

 

中国らしいテキトーさが目について

 

厳しかったのかもしれません......

 

 

 


社長とは呼んでいなかったので、Tさんと呼びます。

 

Tさんは、多少の訛りはありますが、

 

たった1人で会社を立ち上げるほどの日本語能力があります。

中国人コミュニティは壮大なので仲間はいたのかも

 

国家資格が必要な事業なので、

 

それに必要な試験ももちろん日本語。

 

日本人でも合格率が10%台らしい、かなり難しい試験です。

 

 

 

そして日本人や中国人を雇い、1人で複数の仕事を進め、

 

もうけを出せそうな場へ切り込み、あの手この手を考え

 

自分も中国へ出張したりして、

 

中国での事務所も持ち、事業の最終責任を負う。

 

 

 

もちろんコネもあるかもしれませんが、それも実力のうちで。

 

「人には言えないこともたくさんやった」

 

という、へっ・・・!!はてなマークはてなマークはてなマーク・・・・一体どんなこと・・・・滝汗はてなマークと、

 

これまた忘れられない意味深なセリフをきいてしまうとね。

"人に言えない"の定義もまた人それぞれですが....

 

 

 

この社長の現地採用観も、従業員用な疑いのあるお宿も

 

「うわっ、いじわるぅ~~サイアク~~~」

 

なんて簡単に片付けられないな....と思ってしまうのです。

 

 

クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

 

 

部屋探しでも最終確認では社長の助けを借りました。

 

社員に仕事をさせるんだから当然、

 

というか部屋ぐらい用意しないの!?

 

と思うのが普通かもしれません。

 

最近よく聞く「ブラック」なのかもしれません。

 

ちなみに自分はそう思いませんでした。


 

 

 

そこは社長の言うことを要約すると、

 

「そこに入り仕事をする能力あり、責任を負っているからこその待遇」

 

ここから、「なのに現地採用の多くは....」

 

というさっきの現地採用観に繋がります。

 

確かにこの会社、業界未経験でも中国語話せなくても採用されますのでね。

 

 

 

あ、Tさんは現地採用の話を出して、

 

私に対して待遇でごちゃごちゃいうな、

 

と暗に言ったのではないです。念の為。

 

 

 

私は1度は海外に住んでみたかったので、

 

めんどくせーと思うぐらいで、家探し&びっくりお宿もけっこう面白かったニコニコ

 

あ、もちろんビザや飛行機代は会社持ちです。最安のビザですが(笑)

 

飛行機はCAかANAを選択できた音譜もちろんANA!!!!

 

そういやこれが人生初のANAだったかも。

 

 

長くなりそうなんで、続きますニコニコ