息子5歳の運動会がありました。
その中に、半年以上練習を積み重ねてきた「組体操」があります。
私の父は散歩で息子の保育園周辺を通ることがあり、
組体操の練習で檄を飛ばされてたのを見たそうです。
これは期待できる
また、母は友人から(孫がすでに卒園)
「もう、感動するよ、泣くよ~~」と聞いたそうです。
さて当日
引っ込み思案で、日本でも中国でも、同年代の子どもとはすぐに
打ち解けられない息子が。
はちまきを巻き、信じられないくらいの大声で掛け声
1つ1つの行動は、すべてテキパキと走り、遅れなど一切なく、
扇やプチピラミッドなどの技を
友達と一緒に完成させておりました。
.....何だよ、やればできるんじゃん
毎朝ちんたら、ぼさーーっとしてるのに。ちゃんと教える人が教えたら、できるのか。
たぶん、会場の同じ組の両親は皆そう思っていました。
私もうるっときたし、知り合いのお母さんもそうでした。
そこに、旦那登場(笑)
旦那も感動したはしたのです。「泣いた(心で)。」とも言ってました。
では旦那の「泣いた」ポイントとは
演技の1つに、2人が馬となり1人が上に乗って、立つのがあったのですが。
息子よりほんの少し大きい子が上でした。(本当に大差ないくらい)
『息子は、自分より大きい子の下になって、「やーーーーーーっ」と苦しいながらも、必死に大声を出している......』
「(なんと不憫なんだ!だから)泣いた。」
そこーーーーーっっっっ!!??????
もう爆笑してしまいました
正確には、感動もしたんだけど、ちょっと.....
って感じのモヤモヤがあったようです。
私からすると、上に乗るのもバランス感覚とか、ビビらないとか
適正があってのものだと思うのですがね。
思考の違いとは、受ける印象の違いとは、本当に興味深い。
そして、旦那がそう思うということは、それだけの理由があり
中国の小さい小さい一部を、気づくことができた気がしました。
運動会終わって、息子が
「パパは?泣いた?泣いた?ねえ、泣いた??」
ときいていたので、
違う意味で泣いてたよ......(笑)と笑いをこらえるのでした
旦那実家の公園。巨大。
現地人は珍しくもなんともない建物でも、趣を感じます