初めて鶏の解体を見た~2018年湖北省帰省10 | いもくりの上海備忘録

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香港と台湾を共に食べ歩いた友人に送る上海食レポ画像のまとめ(2012年から約1年)。上海時代はすでに12年前・・記憶がおぼろになっており最近は直近の中国写真や自分のサラメシにおやつ、ほとんど出てこないけど中国語ネタとなっております。

前回の帰省で初めて、鶏の捌きを見る機会がありました。

※捌き画像はありませんが、その後画像あります。

 

生きた鶏って麻袋に入れられてるんですね。

 

その中から好きな鶏を選ぶ。

 

その時は2羽が入ってました。

 

ここはしっかり見といたほうがいい、と思い写真撮りませんでした。

パシャっとできる雰囲気でもありませんでしたしね。

 

こちらが肉系市場の入り口。

奥が肉エリアです。

 

さすが肉市場、床汚いし臭いので息子は早く出たがってました。

 

不思議だったのが、捌いてる人に女性が多かったこと。

私の記憶では女性だけです。

 

なぜ女性ばかりだったんだろう。今でも謎です。

 

 

 

そしてね、その女性たちの迷いのないこと!びっくり

 

↓ココから少し生々しい描写がありますので苦手な方ご注意!

仕事だし何羽も捌いてるので、当たり前っちゃあ当たり前ですが、

 

 

 

迷いなく首をスパッ!

迷いなく熱湯へドボン!

迷いなく羽をむしりむしり....

迷いなく腹を切り...

迷いなく包丁をズダン!!!

 

義父に、『頭部分は要る?』ときいて

『要らない』と答えた後の、思い切った包丁の振り下ろし、

今でも忘れられません。

直視はできませんでした。

 

もう、見事としかいいようがない。

あと、熱湯にくぐらせると羽ってがツルンと取れていくんですね!!

これは実際に見ないとわからない!

 

捌いている間は血流が一時弱まりましたが(苦笑)

今も、文字を打つ手先が冷えていく...

 

見といてよかったです。

命をいただいているのももちろんですが、

こうやって捌いている人がいて食べるこができる、と

心底思いました。

 

そうこうして捌かれた鶏。

新鮮な血。

 

そして旨味満載の鍋!!!

栗のやわらかい甘みと、鶏骨の出汁のマリアージュ~

マリアージュの意味はわかっておらず、雰囲気で使用(笑)

 

ここまでは順調でした。

 

この後、最大の悲しみが到来。

それは義母がこの鍋に、激苦漢方の「三七」を入れたのですゲッソリ!!

 

せっかくの超絶ウマ味スープに、雑味が入ったぁぁぁぁぁぁ。

鍋最後の濃厚スープほど、苦味も強烈に。

せっかくの新鮮な鶏が台無しだぁ。悔しかった....。

 

 

でも苦瓜が大好きな方なら、すごいおいしいかも。

ゴーヤチャンプルーを5倍くらい苦くした味でした。

 

三七ってこうやって、鍋やスープに普通に入れるらしいですよ。

が、鍋に三七はいらん。