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働く男 (文春文庫)
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ずっと読みたいと思っていて、図書館で予約して借りた。
本の半分は、雑誌「ポパイ」で2010年から2012年に連載していた映画評。
主題歌を自身が提供した邦画1本を除いて、他は全て洋画だ。
私は洋画をほとんど見ないのだけれど、今回この評を読んで、見たいと思う作品があった。
それだけ彼の言葉は真っ直ぐで、愛があって、くすりと笑える。
2001年から2015年までに作った曲の紹介もされている。
ヒット曲「恋」で彼を知った人には、それ以前の彼を知るきっかけになると思う。
歌詞にギターのコードをつけて、歌い方まで解説している人、なかなかいない。
音楽を「人生に添えられるもの」と書いているところは、共感できて、これからもそう思ってほしいなと願う。
他に、ショートストーリー「急須」、又吉直樹との対談が収められている。
「急須」は日常を切り取った話だけれど、映像化したら面白そう。
又吉との対談は、ちょうど新作が発表されたタイミングでもあり、興味深かった。
演者として出た作品の解説もされている。
手書きで補足のコメントがついていて、嬉しくなる。
「逃げ恥」「真田丸」以前の彼を知るヒントになる。
他のエッセイもまた読んでみたい。
