最初は見る予定のなかったドラマ。
初回放送日の新聞のテレビ欄にて紹介され、「ひとまず録画しよう」。
昨夜、2話まで録画したものを見ました。
…見逃さなくてよかった。
そう思わされるドラマでした。
テーマは重いです。
主人公は、この春に社会人になったばかりの刑務官。
彼が勤めるのは拘置所。
接するのは、死刑が確定した人たち。
彼らの相手をする中で、刑務官は様々なことに直面し、考える。
そして、拘置所にはかつて彼が憧れていた人が「死刑囚」としてやって来る。
初回の冒頭場面から推測すると、主人公はその死刑囚の刑執行に立ち会うことになるんだろうと思う。
死刑は、議論が尽きることのない制度。
だけどその実態は、よくわからないことが多い。
このドラマは、その「よくわからない」部分を上手く表現している。
死刑囚の生活や、それを見守る刑務官の気持ち。
被害者遺族の感情や、煽るように事件を取り上げるマスコミの様子。
過剰でも抑え気味でもなくて、「実際こうなんだろうな」と思わされる説得力がある。
原作が郷田マモラなのも大きいかもしれない。
「きらきらひかる」という監察医を扱ったドラマがあったが(もう10年以上前になるか?)、あれもとてもよかった。
その原作も郷田マモラである。
人物描写が繊細で、時には笑いも込めながら核心に迫る。
そういうセンスがよい。
テレビ東京系のドラマは久しぶりに見るが、良作に出会えたことが嬉しい。
今後も重たい話が多々あるだろうが、目を背けず見ていこうと思う。