この記事は、Excel などで顧客名簿を持っていて、重複を整理しようとしている事業者の方に向けて書いています。自社がもう持っている名簿を整える話で、名簿を集める話ではありません。

「同じ人」の決め方で、結果が入れ替わる

当方は、名簿によくある 13 の場面を架空の名簿で作り、5 つの決め方で「同じ人」をまとめたときに、どうなるかを数えました(2026-09-29)。

  • 完全一致(1 文字も違わない): 全角と半角・空白・ハイフンの違いで、同じ人を落とす
  • 全角と半角・空白・ハイフンをそろえて一致: それらは拾えるが、電話が変わった人を落とす
  • 名前だけ: 取りこぼしは減るが、同じ名前の別の人を 1 人にまとめる
  • 名前+電話: 電話が空欄どうしの同じ名前の別の人を、1 人にまとめる
  • メールだけ: 表記の違いや電話の変更には強いが、メールが変わった人・空欄の人を落とし、家族や会社で同じメールを使う別の人を 1 人にまとめる
  • 旧字体(髙と高)・「株式会社」の位置の違いは、そろえ方に入れなければ、名前を使う決め方ではまとまらない

どの決め方にも、落とすか誤ってまとめる場面がありました。この結果は場面の作り方で決まる部分が大きく、決め方の優劣の証拠ではありません。自分の名簿にどの場面があるかを考えるための結果です。

消す前に決める 3 つ

  1. 「同じ人」をどの欄で決めるか(名前だけにしない)
  2. そろえてから比べる(全角と半角・空白・ハイフン・大文字と小文字)。そろえ方も書き残す
  3. 自動で消さず、「たぶん同じ」の組を人が見る。消した行は別に取っておく

それでも言えないこと

  • 架空の名簿(52 行)での結果です。実際の名簿にどの場面が何割あるかは測っていません

全文は本家に

13 の場面と 5 つの決め方の表・頼むときに用意するものは、本家の記事にまとめています。名簿を貼ると、決め方ごとにまとまる組と見直したほうがよい組を並べる道具も、その頁で試せます(自動では消さず、名簿はどこにも送りません)。

顧客名簿の重複を消す前に、「同じ人」の決め方を決める

Sumitsuke は、事業者の方(法人・個人事業主)から、業務の自動化と、データの整理の仕組みづくりを納品型で受けています。

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