この記事は、毎月の転記や集計のような「毎回同じ作業」を自動化したい事業者の方に向けて書いています。
自分の作業を自動化してみた
当方の作業で、自分の記事 14 本の末尾に、同じ 1 行を書き足す必要がありました。1 本ずつ開いて、最後に 1 行足す。毎回同じ手順なので、ブラウザの自動操作に任せました。
自動操作と、その手順の下書きは AI(Claude Code)が行いました。失敗の記録と手順を決めること、保存は人が行っています。
最初のやり方は「本文の最後をクリックして、行末へ移動して、改行して、入力する」。人がやる手順をそのまま写したものです。
これが 3 通りに壊れました。
- 足したはずの 1 行が、記事の先頭の見出しに入った
- 2 つの段落が 1 つにつながった
- 末尾の URL がリンクのカードに変わり、文字として残らなかった
3 つとも、入力の操作そのものは最後まで進んでいます。間違いは、入った後の中身を見て分かりました。
直したこと
手順を 4 つに分けました。
- 開いた記事が、本当に対象の記事かを確かめる
- 1 行を入れる位置を、はっきり作る(改行が反映されなかったときだけ、1 回やり直す)
- 1 行を入れる
- 入った位置と段落の数を数えて、合っているか確かめる
保存ボタンだけは人が押します。誤りをそのまま確定してしまう操作は、人に残しました。
4 の確認で合わなければ、止めて人に知らせます。自動で直そうとはしません。
この形で、保存する前の確認の時点で、14 本すべてで 1 行が正しい位置に入っていました(14 / 14)。
記事の編集と、CSV の転記はどこが同じか
今回の対象は記事の編集で、CSV の転記そのものではありません。
ただ、「対象を確かめる → 決めた場所へ書く → 結果を検査する → 合わなければ止める」という骨組みは同じです。CSV の転記なら、確かめるのは対象のファイル・列の名前・行数・合計の金額です。
保存を人が押したことは、転記なら「最後に書き込む前に、人が確かめる」に当たります。
毎月の転記で、先に決める 3 つ
やってみて分かったのは、手順を書くだけでは足りない、ということです。先に決めるのは次の 3 つです。
- ① いつもの手順。順番どおりに書き出します。人が頭の中で飛ばしている判断(「この行は除く」など)が、ここで出てきます。
- ② おかしかったときの止め方。列の並びが変わった月、空欄の行、あとから訂正が入った月。自動処理は、こちらが決めていない判断を勝手にはしてくれません。例外のときに「止める・知らせる・人が確かめる」のどれにするかを、先に決めます。
- ③ 合格の条件。たとえば「過去 3 か月分を流して、行数・合計の金額・重複の件数が手作業と一致する」。
この 3 つが決まると、自動にする範囲と人に残す範囲が、文章で決まります。
確かめていないこともあります。今回の対象は 1 種類の編集画面・14 本・画像を含まない記事だけです。
全文は本家に
相談の前に用意するもの(手順・過去のファイル・例外だった月の印)と、納品で受け取るものの一覧は、本家の記事にまとめています。
毎月 CSV をスプレッドシートへ転記している。これ、自動化できる?
https://sumitsuke.jp/via/ameblo/works/guide/csv-to-sheet-automation/
Sumitsuke は、事業者の方(法人・個人事業主)から、業務の自動化を納品型で受けています。
業務自動化の内容と料金
https://sumitsuke.jp/via/ameblo/works/automation/