この記事は、自社のホームページのアクセス解析を見ていて「急に 0 になった」「移転してから減った」と気になっている事業者の方に向けて書いています。
0 は「誰も来なかった」とは限らない
当方は、自社サイトの問い合わせの頁を 5 回ずつ開き、条件を変えて、何件と数えられるかを確かめました。本当の数は、当方が開いた回数の記録です(2026-09-27)。
- 普通のブラウザで開く → 解析の画面は 5(合っていた)
- ブラウザの設定で、頁の中で動く仕組み(JavaScript)を切る → 0
- 解析の送り先だけを止める(広告ブロックと同じ形) → 0
- ブラウザを使わずに頁だけ取る → 0
多くのアクセス解析は、頁の中の仕組みが「開かれました」と送ることで数えます。送られなければ、来ていても 0 です。
同じ日の数が、見る期間で変わる
もう 1 つ分かったことがあります。解析の画面で、同じ日の数が、見る期間を変えるだけで変わりました。
- ある日は、11 日の期間で見ると 10、7 日の期間で見ると 3
- 別の日は 10 と 4
- その日だけで見ると 20 あった日が、11 日の期間では表に出てこない
解析の道具の中には、受け取った送信は全部記録していても、画面で集計するときに一部から全体を見積もる(標本化する)ものがあります。同じ日の数が期間で変わったのは、その表れと読んでいます(理由は切り分けていません)。日ごとの 1 件の増減は読まないのが安全です。
頼む前に確かめる 3 つ
- 計測の仕組み(タグ)が全部の頁に入っているか。 移転・リニューアルの後は特に
- 気になる日を、その日だけ(または 1 週間)に期間を絞って見直す。 数が変わるなら推定です。日ごとの 1 件の増減は読みません
- 0 の日を、別の数え方と並べる。 サーバーの記録・問い合わせの受信数・注文の数など。別の数え方に数があるのに解析だけ 0 なら、「来なかった」ではなく「数えなかった」側です
それでも言えないこと
- 当方のサイト 1 つ・1 日の探索的な記録です。Google アナリティクスなど、ほかの解析の道具は測っていません
- 何日・何件で推定に切り替わるかは、公式の説明にも数がなく、当方も言えません
- 「小さなサイトだから推定になる」とも言えません。公式の説明では、量のとても少ないサイトは、むしろ多めに標本を取るとあります
できているはずを確かめる 3 つ
- 公開や納品の前: 間違った入力でも止まるか
- 使っている間: 数字で異常に気づけるか(この記事)
- 事故の後: 元に戻せるか
全文は本家に
5 つの条件の表・0 の日の原因の分け方・頼むときに用意するものは、本家の記事にまとめています。「0 の日」に疑う所を出す道具も、その頁で試せます(選んだ内容はどこにも送りません)。
アクセス解析の数字、取れていないかもしれない。頼む前に確かめる 3 つ
Sumitsuke は、事業者の方(法人・個人事業主)から、ホームページやシステムの点検と修理を納品型で受けています。