人間の反省
めぐりと申すのは自分のしたことが自分にめぐって来ることであるぞ。
めぐりは自分でつくるのであるぞ、他を恨んではならん。
この世は幽界同様になっているぞ、早う気付いた人々から
救いの船を出して下されよ。これと信じたらまかせ切れよ。
損もよいぞ、病気もよいぞ、怪我もよいぞ、それによってメグリ取っていただくのぞ、
メグリなくなれば日本晴れぞ、今がその借銭(メグリ)済しぞ。
そなたのやることはいつも時が外れて御座るぞ。
餅つくには時あるぞと知らしてあろうが、時の神を忘れてはならんぞ。
春には春のこと、夏には夏のことぢゃ。
赤児になりて出直せよ、ハラで見、ハラできき、ハラで話せよ、
ハラには間違いないのぢゃ。
与へられたもの、そのものを喜ぶようにすれば楽にゆけるよう
暮らしむきもたのしたのしで暮らせるようになっているぞ。
与へてあるもの殺すから自分も死の苦しみするのぢゃ。
そなたはものに不足するとこぼして御座るなれど、ものに不足するのは、
心に足らぬ所があるからぞ。心いたればものいたるぞ。
何ごとも神の申す通り素直になされよ。
素直結構ぢゃなぁ。
そなたはわれが助かろうとするから助からんのぢゃ。
世界はこの世ばかりではないことを、よく得心して下されよ。
我をすてて素直になされよ。三千年の秋が来ているのであるぞ。
岡本天明 著 「ひふみ新世紀」 コスモ・テンより