(共同通信 速報動画 7月1日まで視聴可能)

掲示板の大半が同一ポスター 東京都知事選、揺れる選挙制度

20日に告示された東京都知事選では選挙掲示板で同一のポスターがスペースの半分近くを埋めたことが問題になっている。政治団体「NHKから国民を守る党」は「ポスター掲示場をジャックせよ。」とうたい、立候補者の掲示板の枠に自分の好きなポスターを張れるとして寄付を募った。選挙に無関係のポスターが他陣営のものを取り囲むように並ぶ様子はSNSで拡散。「民主主義の根幹」となる選挙制度が揺れている。(以上、共同通信の記事より)

 

総務省は「公職選挙法に禁止規定がないからどうしようもない」などとウソをついているが、ポスター掲示は「対人許可」なので他人に譲渡できない(ブログ読者のご意見)

この問題について、ブログ読者からこんなご意見が寄せられました。

 

ポスター掲示場問題。総務省は、公職選挙法に禁止規定がないからどうしようもないなどと平気でウソをついています。公職選挙法に規定はありませんが、規定がなければ行政法通則(上位法)に戻って解釈しなければなりませんね。N国党はワクにポスターを貼る「権利」を譲渡したのだ、などと言っているようですが、このワクにお前のポスターを貼っていいよ、というのは「対人許可」でしょう。対人許可が譲渡できないことは、運転免許証を売買できないことと同じです。したがって、われわれが掲示板にいたずら書きをしたのと同じ措置を取らなければならないはずですね。
結局、ことなかれ役人が自分の保身を図っているだけのことです。それをなぞって、「だめ、と書いていないのは立法の不備だ」などと言っているマスコミも、呆れたものだと思います。別件逮捕したいとなれば、無理な拡張解釈でも平気でやる。やりたくないとなれば、法律に規定がないからと逃げ回る。法律って、そういうものなんでしょうか?

 

 

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