(NHKニュースより)
欧州の歌謡祭 イスラエルの歌手出場めぐり抗議活動で厳戒態勢
北欧のスウェーデンで開かれているヨーロッパ最大の歌謡祭で、パレスチナのガザ地区への侵攻を続けるイスラエルの歌手の出場をめぐり大規模な抗議活動が繰り広げられ厳戒態勢がとられています。
ヨーロッパなどから各国の歌手が出場する「ユーロビジョン・ソングコンテスト」はことし、スウェーデン南部のマルメで開かれています。
この催しにイスラエルの歌手、エデン・ゴランさん(20)が出場していることをめぐり、現地では環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんなどガザ侵攻に反対する数千人規模の人たちが集まりました。
参加者は「イスラエルの罪を隠すためにユーロビジョンを利用するな」と書かれた横断幕を掲げて行進するなど抗議していました。
参加した女性は「主催者はウクライナに軍事侵攻したロシアの出場を認めていないようにイスラエルも失格にするべきだ。この催しは政治的なものではないという説明はうそだ」と訴えていました。
ゴランさんの出場をめぐっては、イスラエルのネタニヤフ首相が動画の応援メッセージを公開したことも反発を招いていて、警備当局は抗議活動がさらに激しくなる可能性もあると見て、厳戒態勢をとっています。
(テレ朝ニュースより)
「作戦拡大が人質解放を妨害」イスラエルで大規模な反政府デモ
イスラエル政府がガザ地区最南部のラファで軍事作戦の拡大を図るなか、イスラエル国内では人質の解放やネタニヤフ首相の退陣を求める大規模な反政府デモが行われました。
人質の親族
「この2週間、ネタニヤフ首相は人質救出のための合意を犯罪的に妨害した。ネタニヤフ首相が権力を握っている限り、人質は戻ってこない」
イスラエル政府がラファでの軍事作戦拡大を閣議決定したと報じられるなか、テルアビブで11日、大規模な反政府デモが実施されました。
参加者は、「ラファでの作戦拡大が人質の解放を妨げている」として、ネタニヤフ首相の退陣を要求しました。
(Arab newsより)
東京都心で大規模な親パレスチナデモ
東京:土曜日、パレスチナを支持する大規模なデモ行進が東京都心で行われ、数万人がガザでの大量虐殺を非難した。
行進は若者が多く訪れる渋谷の繁華街から始まり、イスラエルによるガザでのパレスチナ人「虐殺」を非難。日本政府に対して、パレスチナを国家として認め、イスラエルの軍事占領による残虐行為を非難するよう求めた。
日本全国の大学キャンパスでも抗議の声が高まっている。
東大生が「パレスチナ連帯キャンプ」
【国連総会】パレスチナの国連加盟を支持する決議案、圧倒的賛成多数で採択
パレスチナ国連加盟に反対したのは、アメリカ、イスラエル、チェコ、ハンガリー、アルゼンチン(最近親米派大統領に変わったばかり)、ミクロネシア、パプアニューギニア、パラオ、ナウルの9カ国だけ
ネタニヤフ内閣の中心閣僚、ベン・グヴィル氏はこんなエキセントリックな極右過激派
ネタニヤフ政権の中心になっている閣僚にはエキセントリックな極右の人物が多く、それが停戦に強硬に反対しているため、ジェノサイド(パレスチナ人絶滅)が止まらない、と言われています。例えばベン・グヴィル国家安全保障大臣はこんな人物です。
片手に銃を持ち、「イスラエル軍に投石で抵抗するパレスチナの子どもたちは皆撃ち殺せ」と叫ぶベン・グヴィル氏
東エルサレムで生まれ育ったラミ・アル・ハルフリさんは自宅前できょうだいや友人らと遊んでいた。空に向かって花火を打ち上げようとしたところ、イスラエルの警官に撃たれた。
ベン・グヴィル氏はラミさんを撃った警官を「英雄であり戦士」だとたたえた。さらに、「模範的な仕事」をしたと述べた。
議長の制止を聞かず、議長に対し「お前はテロリストだ」と叫んで、議会から引きずり出されるベン・グヴィル氏
1990年代に、彼はオスロ合意でパレスチナと和解したラビン首相に対する憎しみを募らせる極右過激派だった。ベン-グヴィルはテレビに登場して、彼が盗んだキャデラックのエンブレムを見せびらかし、次のように宣言した事で初めて世間の注目を浴びた。「我々は彼の車を入手した。次は彼自身をも入手する」
そしてその2週間後ラビン首相は極右テロリストによって暗殺された。
ナチス・ドイツがユダヤ人にしたことと同様なことをシオニストがパレスチナ人に対して行っていることが最大の悲しみである(アインシュタイン)
アインシュタインがハンナ・アーレントらとともに出した意見広告の一部。 「ナチス・ドイツがユダヤ人にしたことと同様なことをシオニストがパレスチナ人に対して行っていることが最大の悲しみである」(宮田律さんのFacebookより)
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