必死に訴える水俣病患者団体の発言を「ハイ、3分たったから終わり」とマイクを切った厚労省への批判の声がとまりません。

国会の人たちは一般の人間の話を聞いとらんということですもんね

環境省が改めて設けるとした懇談の場について、松﨑さんはこう問いかけました。 松﨑重光さん 「そのときもマイクは使いますか?切ることがあれば使わないでいいですよ、もう。この通り話しますんで。マイクなんか使ったって何ともならんとです。切れば切ったで、人間の感情を無駄にふやかすような結果になると思う。国会の人たちは、一般の人間の話を聞いとらんということですもんね

 

台本に「3分でマイクオフ」と明記。最初から話を聞く気などない厚労省

水俣病の患者らの団体との懇談会で、環境省の職員が団体側の発言を遮り、マイクの音を切った問題で、環境省の担当者が司会をする際に使用した台本に「3分でマイクオフ」と明記されていたことがわかりました。
 

(日刊スポーツの記事より)

司会の厚労省木内氏は「マイク木内」の異名を持ち、話を聞かないことで有名?

環境省「マイク切り」司会の慶大医学部卒の官僚にも視線 前任「石綿被害」対策でも患者団体抗議

今月1日に熊本県水俣市で開かれた伊藤信太郎環境相と水俣病の被害者団体などとの懇談で、環境省側が出席者の発言中にマイクの音を切り発言をさえぎった問題で、伊藤信太郎環境相とともに、会の進行を務めた環境省特殊疾病対策室の木内哲平室長にも視線が注がれている。

 

これまでのシンポジウムなどで公表されたプロフィルによると、木内氏は慶大医学部を03年に卒業。厚労省保健局や老健局で介護の事案などに従事し、富山県の厚生部長なども歴任した。

環境省では、環境保健企画管理課石綿健康被害対策室長として石綿健康被害の対策にもかかわった。同室長時代の昨年7月には、患者団体「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」が「木内室長の着任以来、異質な事務局運営」をされてきたとして、抗議文をホームページに公開。

環境省石綿健康被害救済対策室(以下、環境省石綿対策室)の木内哲平室長をはじめとする事務局の運営姿勢、およびそれを承認した小委員会の浅野直人委員長の判断に対し、強い憤りを持って抗議します。

木内室長の委員会運営は、私たちと環境省石綿対策室の歴代の責任者が築いてきた信頼関係を崩壊させるものでした。

 

前任の室長時に内定していた医療関係者のヒアリングが一時、メールで突如中止されたり、それまでと内容の違う資料が突然提出されるなどの事例があったとし「木内室長の委員会運営は、私たちと環境省石綿対策室の歴代の責任者が築いてきた信頼関係を崩壊させるものでした」としていた。

 

ドキュメンタリー「水俣曼荼羅」

 

 

映画「MINAMATA」

 

 

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