(テレビ金沢ニュースより)

【志賀原発】再稼働への影響避けられず

 

 

 

 

元日の午後4時10分頃の地震で、志賀原発のある志賀町では最大震度7を観測。北陸電力によりますと、1号機の原子炉建屋の地下では震度5強の揺れを観測し、電源設備も被害を受けました。

そのひとつが「変圧器」で、1号機、2号機ともにつなぎ目に亀裂が入るなどして油が漏れ、外部電源の一部が使えなくなりました。

さらに1月17日、1号機の非常用ディーゼル発電機の試運転をした際、ひとつが自動停止しました。

一方、能登半島北部にある海底断層について、北陸電力は「連動するのは、合わせておよそ96キロ」と評価していましたが、今回の地震で推定される震源断層はおよそ150キロと想定を大きく上回りました。今回の地震を受け、原子力規制員会は、震源の断層について「確定するにも年単位でかかり、審査はそれ以上の時間がかかる」と、審査の長期化を指摘しています。

そして、さらに別の課題も。

今回の地震では、志賀原発で重大な事故があった際の避難ルートとなっている11路線のうち、7つの路線が通行止めになりました。

地元の人
「原発の放射能だけではなく、津波来る可能性もあるし、道がいたむ可能性もある」
「実際に自分たちが被災してみると、道路のことは考えてなかった。地震を想定した対策をしてほしい」


今回の地震により、避難計画の実効性が揺らぐ事態となっています。

 

(テレビ金沢ニュースより)

【志賀町贈収賄事件】前町長に執行猶予付き有罪判決

志賀町発注の工事をめぐる贈収賄事件で逮捕起訴された、当時現職の町長だった小泉勝被告の判決公判がきょう開かれ、懲役3年、執行猶予5年の有罪判決が言い渡されました。

金沢地裁は「私腹を肥やす犯行態様は悪質、 入札の公正さや町民の信頼を大きく損ねた」と指摘。 一方、町長の職を辞し、再犯の恐れが低いなどとして懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

 

(水口裕子さんのFacebookyori)

 

 

 

 

 

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