(ABEMAニュースより)

米・ゴールデンゲートブリッジが封鎖された! 反イスラエルデモは“若者の正義感”の象徴? 専門家と考える対イスラエルの世代間ギャップ

 橋の上にずらっと並んだ車…全く動く気配はない。

 

 15日、カリフォルニア州・サンフランシスコにかかるゴールデンゲートブリッジが封鎖された。その原因は、イスラエルのガザ地区への攻撃などに反対する、反イスラエルのデモ隊の活動だ。

 「ガザのために世界を止めろ」「今すぐガザの包囲を終わらせろ」などと書いた横断幕を掲げたデモ隊が、橋の上で警察と衝突した。

 封鎖は数時間に及び、デモ隊の一部は拘束されたという。アメリカではこのほかにも複数の場所で、主要な道路などを封鎖する反イスラエルデモが同時に行われた。

 デモは“一部の過激な人たち”によるものなのか?

 アメリカ現代政治外交が専門の前嶋和弘教授は「こうしたデモには若者、特に学生がかなり関わっている。彼らは『今、イスラエル・ハマス間で世界で最も起きてはいけないこと、正義とは全く違うことが起きている』『パレスチナの人々をイスラエルが虐殺している』と見ており、このようなデモは一部の過激な人のものではなく全米で広がっている」と説明した。

 さらに前嶋教授はアメリカの世代的ギャップについて「60歳より上ぐらいの世代からすると、イスラエルとはユダヤ人でホロコーストの生き残りの人たちもいる、という見方。『アメリカはしっかり助けなかった』という贖罪の意識もある。若者は『イスラエルは何てひどいことをしているんだ』と見ているが、上の世代は『イスラエルもっと頑張れ』と考えていたりする。このため、国としてはイスラエル支援に見えてしまう」と述べた。

(CNNニュースより)

ガザで殺害された子ども1万3800人、1万9000人が孤児に 国連推計

国連児童基金(ユニセフ)は、パレスチナ自治区ガザ地区で殺害された子どもが、昨年10月7日以来の推計で1万3800人を超えていると発表した。

米ニューヨークで記者会見したユニセフのキャサリン・ラッセル事務局長は、「数千人が負傷し、さらに数千人が飢餓の瀬戸際にある」と訴えた。

これとは別に、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関(UNウィメン)はガザ地区の状況について「10分ごとに子ども1人が負傷または死亡している」と指摘した。発表によれば、今回の戦争が始まって以来、殺害された女性は1万人を超え、そのうち6000人の母親が、孤児になった子ども1万9000人を残して亡くなった。

最近ガザを訪れたユニセフのテス・イングラム報道官は、スイス・ジュネーブで16日に行った記者会見で、負傷した子どものあまりの多さに衝撃を受けたと振り返った。

「病院だけではなく、路上でも、その場しのぎの避難所でも、(子どもたちは)永久に一変してしまった人生を送っている」(イングラム氏)

 

(REUTERSの記事より)

ガザの食料危機悪化とUNRWA、イスラエルが支援妨害と非難

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリニ事務局長は17日、ガザの食料危機が悪化していると警告した。イスラエルがパレスチナ自治区ガザに対する支援物資搬入を妨害し、ガザにおけるUNRWAの活動停止を画策していると非難した。

ラザリニ氏は国連安全保障理事会に「現在、UNRWAの活動停止を狙った陰湿な作戦が実行されている。これは国際的な平和と安定に深刻な意味を持つ」と述べた。

UNRWAはガザやヨルダン川西岸、ヨルダン、シリア、レバノンにいる数百万人のパレスチナ人に教育や医療などの支援を行っている。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が始まった昨年以降、UNRWAは支援活動の中核とされている。

ラザリニ氏は「ガザ全体で、人的に作られた食糧危機が悪化している。北部では乳幼児が栄養失調や脱水症状で死亡し始めている。境界の向こうでは食品と清潔な水が搬入を待っているのに、それを届けて命を救う許可が下りない」と訴えた。

 

(BREAKINGNEWSのX:旧ツイッターより)

200人を超える学生がアメリカのコロンビア大学正面の芝生を占拠している。学生たちは今朝4時にキャンプを設営し、大学とイスラエルの関係に反対するストライキを行った。学生によると、コロンビア大学当局は学生全員を停学処分にすると脅しているという

 

 

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