「バンコク」の正式名称、Wikipediaにはこう書かれています

 

 

バンコクの儀式的正式名称は非常に長く、下記のとおりである

(タイ語)

กรุงเทพมหานคร อมรรัตนโกสินทร์ มหินทรายุธยา มหาดิลกภพ นพรัตนราชธานีบูรีรมย์ อุดมราชนิเวศน์มหาสถาน อมรพิมานอวตารสถิต สักกะทัตติยวิษณุกรรมประสิทธิ์

(アルファベット表記)

kruŋ theep mahaanakhɔɔn amɔɔnrattanakoosin mahintharaayutthayaa mahaadilok phop noppharat raatchathaanii burii rom udomraatchaniweet mahaasathaan amɔɔn phimaan awataan sathit sakkathattiya witsanukam prasit

(その意味)

イン神(インドラ、帝釈天)

がウィッサヌカム神(ヴィシュヴァカルマン神)

に命じてお作りになった、神が権化としてお住みになる、多くの大宮殿を持ち、九宝のように楽しい王の都、最高・偉大な地、イン神の戦争のない平和な、イン神の不滅の宝石のような、天使の大都

 

あまりにも長いため、タイ国民は最初の部分をとり『クルンテープ』と呼んでいる。

กรุง(クルン:都)เทพ(テープ:天使・神様)

 

(タイ語ではこう発音します)

 

 

「バンコク」と呼ぶようになったのは、外国人の「勘違い」?

日本語や英語で慣用されるバンコクの語は、「バーンマコーク」が訛った「バーンコーク」がさらに訛ったものである。バーンマコークとは「アムラタマゴノキの水村」という意味である。

(マコーク:アムラタマゴノキ)

一般にはアユタヤ王朝時代、トンブリー(チャオプラヤ川を挟んでバンコク中心部の対岸側)にある要塞に駐屯していたポルトガル傭兵団がこの地の地名を現地人に訪ねたところこの名前が答えとして返ってきたが、バーンコークは固有名詞ではなく普通名詞なのでこれが誤って広まり定着したとされる。一方、17世紀のフランスの外交官、シモン・ド・ラ・ルベールは本当の名前であるトン(ブリー)を外国人から隠すためにわざとバンコクという名を用いているとしている。いずれにせよ、外国ではこの地をバンコクと呼ぶことが定着した。

 

 

 

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